バイザヤードが旦那を連れてきた
最近も雑誌に書いてあるのかどうか知らないけれど、2010年代のファッション誌では恋人ができるお守りジュエリーなるものが紹介されていた。
鉄板はティファニーのエルサ・ペレッティ、バイザヤードの一粒ダイヤのブレスレット。
ですよね、同世代のみなさま??
あの当時読んでいたのはwithやMOREだったと思う。
少なくともこの2誌のうちどっちかには絶対載っていたはず。
んで、大体がこれをつけたら数ヶ月後に素敵な彼氏ができました!って読者の紹介が数人載ってんのよ。
お前はジャンプの裏表紙の広告かw
付けたらお金がじゃんじゃか入ってきて借金も返せて美女まで寄ってきて人生大逆転できちゃうらしい謎ブレスレットと内容はさして変わらんよねぇw
これさえやればなにもかもうまくいって人生薔薇色だぜ!な進研ゼミメソッドはいつの時代も有効なんだなぁとしみじみ思う。
こんな記事を読んでいた当時のわたしは仕事が忙しい、お気楽な一人暮らしの社会人3年目の28歳。
彼氏なし、でも特に気にしていなかった。
わたしとしては、バイザヤードのブレスレットを買えば彼氏ができる…なんてまったく信じていなかった。
ほーんへーふーんくらいでバイザヤードの記事は斜め読みしてた。
転機は当時同じ部署で働いていた同い年の子とごはんに行き、彼女に言われたとある一言であった。
彼女は結婚を機に引っ越しと異動が決まっていた。
彼女いわく、
「結婚て親孝行の一種だと思うんだ」
これを聞いてわたしはなるほどな、と思った。
わたし個人としては結婚はどっちでも〜だった。
けど、親からしたらよき伴侶を得てほしいって思いもあるかもしれない、口には出さないけどわたしの子供を見てみたいという思いもあるのかもしれない。
子供を持つにはリミットもあるし。
そう思ってからはゆるく婚活をしてみることにした。
そんなときに思い出したのが、冒頭のバイザヤードの一粒ダイヤブレスレットのことだった。
28だったしめちゃくちゃ焦っていたわけではないし、なにがなんでも30までに絶対結婚!とかはまったく思っていなかった。
でもなんとなく、バイザヤードのブレスレットを持っておくのは婚活のお守り的にいいかもなと思った。
心折れるかもしれないし…
折しも消費税が5%から8%にあがるタイミング。
いつ買うの?今でしょ!
な世の中の空気もわたしの背中を押した。
値上がり前に!と意気込んで、難波の高島屋のティファニーへ乗り込む。(店員さんいわく、同じような人はやっぱり多かったらしい)
確か8万円くらいだったかな。
当時のわたしにしてはかなり思い切った買い物だった。


店員さんにいくつか見せてもらって、一番キラキラしていると自分が思ったやつを購入した。

買って帰ったあとの
あぁあぁぁこんな高い買い物しちゃったどうしよーーー!
というよくわからないテンションは忘れられないw
今ならフツーに買うお値段だけど。
自分で買ったお守りのブレスレットは、つけるだけでなんとなく背筋が伸びる気がした。
これが似合うひとになりたいな、という思いが湧いてファッションやメイクもそれまでとは違うものを取り入れるようになった。
で、結論から言うとわたしも彼氏ができた。
それが現旦那である。
うーん恐るべしバイザヤード
でも、自分でバイザヤードのブレスレットを買ってみて気付いた。
バイザヤードのブレスレットを付けたから、彼氏ができるんじゃない。
バイザヤードのブレスレットが似合うようになりたいから、背筋を伸ばしてシャンとしようとするから、周囲からの見方が変わって彼氏ができ、結婚につながっていくのだと思う。
要するに旦那はバイザヤードが呼んでくれたのである。すげぇ副産物だなぁ。
※旦那の名誉のために言っておくと、とてもいい人です
※もちろん好きだし仲もいいです
ちょっとだけ背伸びしたジュエリーは、自分を思いがけない方向に導いてくれることもあるもんなんだな、そういう不思議なパワーがあるんだなと思った出来事だった。
普段は占いもスピリチュアルもまったく信じないノーセンキューな人間だけどw
そんなバイザヤードのブレスレット、最近はジュエリーボックスの中でお休み中だ。
会社に行くときは時計をしているし、家にいるときは万歩計がわりのシャオミバンドをつけているのでいかんせん出番がない。
でも、来年の結婚10周年にはつけてどこかディナーに行こうかなと考え中。
いい旦那をつれてきてくれた、わたしの人生の密かな功労者だからねw
