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takamasa_jindoh
和歌ゲーム【毎週ショートショートnote】
VRゴーグルを使った『和歌ゲーム』というゲームが発売された。
文学が好きな僕は早速購入してみた。
VRゴーグルを装着してスイッチを入れると、目の前にはうっそうとした深い緑の森が広がっていた。
木々の葉は風になびき、時折、枝のきしむ音が聞こえてくる。
鳥の鳴き声が聞こえてきたと思うと、目の前にリスが現れて胡桃をかじっている。
そのリスに僕は近づいてみた。
どんなにリスに近づいてもリスは逃げようとしなかった。
VRの中では僕は何からも気づかれないのだ。
これは一方的に観察するゲームであった。
僕はそのまま森を抜けると、一本の街道に出た。
人々が行きかっている。
服装は見たこともないくらい質素な服装だが、昔の時代はそれが普通なのだろう。
そんなことを思っていると、関所のようなところで人が集まっていた。
別れを惜しんでいる夫婦や関所の先から帰ってきた旦那を待っている妻らしき人もいる。
「ここで問題ですー」
これがVRゲームだったことを思い出した。
(410字)
たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。
※今週は飲み会が多いです。抑えないと体がもたないです。お酒を飲むのは嫌いではないのですが、多すぎるのもきついです。
*この記事は、以下の企画に参加しております。
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