Photo by
tyottohen03
Yシャツ犬【毎週ショートショートnote】裏お題
町内のとある公園にやってきた。
その公園はにちょっとした山があり、ザリガニがいる池もあり、自然の中で子供が遊ぶにはうってつけの公園だ。
今日はここで肝試し大会を開催しているというのもあって、新しくできた彼女と一緒に来てみた。
彼女がキャー怖いと怖がって、僕に抱きついてくるのを、決して期待しているわけではない。
肝試しが始まり、僕は彼女と一緒に歩いた。
Yシャツを犬に着せ、幽霊に仕立てたりもしていた。
だが、僕も30歳になり、さすがに怖くはない。
肝試しは怖くないけれど、夜の闇はちょっと怖いものだ。
いつ何かが現れてもおかしくない。
「白いYシャツ着た犬が走ってきて、怖かったね」と彼女。
「最初は幽霊かと思ったけど、あれは怖かったよ」
「単純に大きい犬で怖かったね」
「俺は最後のこんにゃくが怖かったよ。顔にぬるっとついてきたよ」
「きゃあ、誰かがお尻触った!」
「あ、さっきのYシャツ犬だよ。Yシャツ犬じゃなくてわいせつ犬じゃん!」
「……」
(410字)
たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。
※おやじギャグぶっこみショートショートにしました。
*この記事は、以下の企画に参加しております。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートお願いいたします!執筆活動費にさせていただきます。