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Yシャツ犬【毎週ショートショートnote】裏お題

町内のとある公園にやってきた。

その公園はにちょっとした山があり、ザリガニがいる池もあり、自然の中で子供が遊ぶにはうってつけの公園だ。

今日はここで肝試し大会を開催しているというのもあって、新しくできた彼女と一緒に来てみた。

彼女がキャー怖いと怖がって、僕に抱きついてくるのを、決して期待しているわけではない。

肝試しが始まり、僕は彼女と一緒に歩いた。

Yシャツを犬に着せ、幽霊に仕立てたりもしていた。

だが、僕も30歳になり、さすがに怖くはない。

肝試しは怖くないけれど、夜の闇はちょっと怖いものだ。

いつ何かが現れてもおかしくない。

「白いYシャツ着た犬が走ってきて、怖かったね」と彼女。

「最初は幽霊かと思ったけど、あれは怖かったよ」

「単純に大きい犬で怖かったね」

「俺は最後のこんにゃくが怖かったよ。顔にぬるっとついてきたよ」

「きゃあ、誰かがお尻触った!」

「あ、さっきのYシャツ犬だよ。Yシャツ犬じゃなくてわいせつ犬じゃん!」

「……」


(410字)


たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。

※おやじギャグぶっこみショートショートにしました。


*この記事は、以下の企画に参加しております。

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