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接吻代行【毎週ショートショートnote】裏お題

20XX年、接吻によって感染する感染症がまん延した。そのため、全世界において接吻禁止法が施行された。

接吻をせずに、ほっぺを擦り合わせるのが新しい愛の表現方法になった。

人々はそれで仕方なしという雰囲気ではあった。しかし、それでも接吻をしたい人はいた。ただ、接吻をする者は、見つかると逮捕されるのだ。

そして、プン活と呼ばれる接吻をしてお金を得る者も出てきた。

街にはプン活女子が溢れていた。男が街を歩いていると、たらこくちびるを強調した女性が近づいてきた。

「本物よ。1万でどう?」

女性は血色の良い真っ赤なくちびるをしていた。

男はその場で女にお金を支払い接吻をした。

「うわ!しょっぱ」

「そうよ。本物って言ったでしょ。本物のたらこよ。はい、あげる」

男はたらこを受け取って、とぼとぼと家に帰った。

すると家には配達物が届いてた。

「接吻代行ロボットだ。やっと届いたな」

さっそく、男は箱を開けて、ロボットにくちびるをセットして接吻をした。


(410字)

たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。

※初稿を最終稿といたしました。


*この記事は、以下の企画に参加しております。

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