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shinobuwada
ほんわか台風【毎週ショートショートnote】
とあるバーがほんわかしていたのは『ほんわか台風』と呼ばれる彼女が来ていたからであった。
彼女は見た目も性格も愛嬌のある小さな小動物のようだ。その場にいる人たちはみんな自然とほんわかしてしまう。なごんでしまうのだ。だけど、ほんわかしてしまう一番の理由は、おそらくだが彼女が計算でやっているからなのだ。彼女はその場にいる人の趣味や好きなものを調べあげて、うまく自分を会話の中心になるように持っていくのだ。
けれど、最近、『ほんわか台風』のまわりに新たな台風が出現していた。ほかの女性たちの羨望、妬み、嫉みが渦を巻いて、彼女の周りにぐるぐると回り始めた。
そのような状態になっているのを知っているのは僕だけだった。
ある日、僕は彼女にそのことを伝えようと彼女に近づいた。
すると、彼女も今まで見たことのないような笑顔で僕に近づいてきた。
僕らは見つめ合っていた。
「は、はじめまして」と僕が言うと、彼女はニコッと笑って言った。
「トイレ!!」
(410字)
たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。
※やばいくらいオチが思いつかなかったです。
*この記事は、以下の企画に参加しております。
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