日本小説:カレーの時間
著者:寺地はるな
日本、佐賀県出身。
佐賀から転居したタイミングで執筆活動を始める。
2014年にポプラ社小説新人賞を受賞。
2015年「ビオレタ」で小説家デビュー、
あらすじ
主人公の桐矢は、25歳の誕生日を迎えた。
その誕生日は、家族だけでなく親戚も集められた盛大な会にするようだ。
しかし、というのは口実で、もうすぐ83歳になる祖父についての話し合いというのが本来の目的だった。
老後の心配もあるが、頑固な祖父となかなか話が付かない中、祖父がこう言った。
「桐矢とやったら一緒に住んでもええと思ってんねん」
祖父の面倒を見ることになった桐矢。
祖父の義景は、かつてレトルトカレーの開発に携わった人物で、現在は一人暮らしをしています。
しかしその家はゴミ屋敷状態だった。
家の片付けをするところから2人での生活が始まるのでした。
頑固な祖父だがカレーを囲む時間だけは打ち解けることができた。
カレーを囲みながら、義景は自分の半生を語り始めます。終戦直後の混乱期、そして高度経済成長期を生き抜いてきた義景の波乱万丈な人生は、桐矢にとって大きな衝撃でした。義景は、家族に対して深い愛情を抱きながらも、自分の不器用さから、うまくコミュニケーションを取ることができずにいたのです。
桐矢は、祖父の話を聞きながら、自分自身の家族との関係を見つめ直します。そして、祖父の言葉や行動の中に、深い愛情を感じ始めるのです。
書籍:カレーの時間
Kindle:カレーの時間
寺地はるな作品まとめ
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