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日本小説:わたしたちに翼はいらない

著者:寺地はるな

日本、佐賀県出身。
佐賀から転居したタイミングで執筆活動を始める。
2014年にポプラ社小説新人賞を受賞。
2015年「ビオレタ」で小説家デビュー。

あらすじ

物語は、朱音、莉子、園田という3人の女性が中心に描かれます。
同じ地方都市に生まれ育ち、現在もそこに暮らしている3人。

4歳の娘を育てるシングルマザー、朱音。
朱音と同じ保育園に娘を預ける専業主婦、莉子。
マンション管理会社勤務の独身、園田。

それぞれの女性は、幼い頃に深い傷を負っており、その傷は大人になった今でも彼女たちの心に影を落としています。

朱音は、小学校時代にいじめを受けた際、教師からかけられた言葉に縛られていた。励ましの言葉に違和感を抱きながらも凜として生きてきた朱音だが、しばしば他者と関係性が崩れることがある。
莉子は、母から「女の子はかわいければいい」と言われ、男に好かれる努力をした末、中学のクラスの人気者を射止めた。だが、仕事を言い訳に子育てを丸投げ、浮気もしているらしい。
園田は、中学時代に受けたいじめがトラウマになっている。仕事で偶然いじめてきた人間に再会したときの言動から、殺意を覚えることになる。

3人は、それぞれ異なる場所で、それぞれの悩みを抱えながら生きています。しかし、ある出来事をきっかけに、3人の人生は複雑に絡み合っていきます。
過去の出来事が現在に影を落とし、彼女たちは、自分自身の心の奥底にある傷と向き合わざるを得なくなります。

幼い頃に負った心の傷は、大人になった彼女たちの生き方に大きな影響を与えていくのです。

書籍:わたしたちに翼はいらない

Kindle:わたしたちに翼はいらない

寺地はるな作品まとめ


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