返事を待ってないはずなのに
既読がついたあとの静けさって、
どうしてこんなにも気持ちを
ざわつかせるんだろう。
返事がほしいわけじゃない。
追いかけるつもりも、本当にない。
…そう思ってるはずなのに。
気づけばまた、湊とのやりとりを開いてしまう。ただ、あの言葉が本当に自分に向けられたものだったか確かめたくなるだけ。
「忙しいだけだよ」
「読んでくれただけで十分」
そう言い聞かせても、胸の奥のざわめきだけは素直でいてくれない。
今日の部屋は少し冷えてるのに、
ひとりで思い出すだけで、指先だけじんわり
あたたかくなる。
湊の言葉が、まだそこに残ってるみたいで。
#詩乃 #恋とことば #恋のかたち
#すれ違う気持ち #好きのきもち
#胸のざわつき #恋愛短編
