熱い、と思わず呟く日曜
日曜の午後、気づけばまたサウナへ向かっている。
理由を聞かれたら「休みだし…」と答えるだろう。
でも本当のところは、もう習慣になってしまっているだけ…
深い理由なんてない。
晴れ間がのぞいていた空は、気づけば曇りに変わっていた。
そんな午後に、一人で暖簾をくぐった。
#今日もまた …
館内はほどよく空いていて、休日特有のゆったりとした空気。
若い人の姿もちらほら…みんな思い思いの時間を過ごしている。
サウナ室の扉を開けた瞬間、全身に圧がかかるような感覚。
「熱い…」と、思わず小声が漏れた。
自分でも気づかないうちに出てしまった声。
昭和ストロング、という言葉がぴったりな、容赦のない熱さである。
#焼けるような熱さ
室内にいた数人も、口数少なく、ただ耐えていた。
ほどなくして全身から汗が吹き出す。
タオルで受け止めきれないほどの滝汗…
まるで全身の水分が逃げだすかのように。
じっと座っているだけで、頭の中もからっぽになっていく。
何も考えたくない、というより、何も考えられないが正しい。
#熱すぎて !?
水風呂はちょうどよかった。
熱さで限界になった身体を、するりと包んでくれるような冷たさ。
いつまでも浸かっていられそうだ、と思いつつ、ゆっくりと上がる。
半外気浴のチェアに腰を下ろすと、扇風機の風がときおり顔をなでる。
ひんやりとした空気の中、スクリーンには炎の映像が揺れる。
熱と冷のあいだで、身体がほどけていく感覚。
「ととのったぁ……」という言葉が、自然と頭に浮かんだ。
#また来週も来るだろう …
