コメが豊作かはまだわからない
コメ流通に詳しい方に聞いたところ「現時点ではコメが足りてるのかどうかはわからない」のだという。年明けくらいにならないと、豊作だったのかどうかも本当のところはわからないらしい。
今年の収量は大幅アップと言われているけれど、それは昨年の作況指数でも言われていたこと。
昨年までと違って、コメ粒の大きさを分けるふるいの網目のサイズを変えたらしいけど、結局は田んぼの一部を収穫して収量を推定する「坪刈り」のやり方は変わっていないらしい。だとしたら、収量予想の精度は昨年と大差ないように思われる。
ただ今年は、猛暑だった新潟でも夜はきちんと涼しかったらしい。夜涼しければ、昼に光合成して作ったデンプンがムダにならず(夜暑いと呼吸にデンプン使ってしまって品質悪くなる)、コメの品質も悪くならずに済む。夜も猛暑だった2023年はコメが白濁した上に砕け米が多く、一級米が壊滅的だった。
今年は猛暑でも夜が涼しかったらしいから、砕け米はあまり出ず、一等米の割合もそこそこよいかもしれない。だとしたら政府の予想通り、豊作なのかもしれない。
問題は、豊作だとしても、やはり不足していること。不足してるから高騰してるのだろう、という点は前にまとめた。
https://note.com/shinshinohara/n/n2c3f14d35c41?sub_rt=share_b
来年のコメ需要がどうなるのか読めない。コメ生産をやめる農家が年々増えており、コメ農家の親戚がいわゆる「縁故米」を手に入れることができなくなり、新たに米屋やスーパーに買いに行くケースが増えているという。そうなると需要量がその分増えるかもしれない。
面白いことに、新米が出るこの時期はコメがあまり売れない時期なのだという。親戚のコメ農家からコメ(縁故米)が送られてくる時期だから。記事で「コメがあまり売れない」みたいな話があるが、高騰して買わない人が増えてるのか、縁故米があるから買わなくなるのか、区別は難しい。
今日、地域のお祭りがあったんだけど、夜店に並ぶ客が少ないなあ、と感じた。コメ高騰をはじめとする食品の値上げで、祭りだからといって夜店の割高な食べ物に手を出すのを控えてるのかな、という気がした。節約すればするほど、コメを食べざるを得なくなるかもしれない。需要は果たしてどうなるか。
