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信州移住コネクター、note始めます

はじめまして。私たちは「信州移住コネクター」です

信州移住コネクターの東信担当の辻佳苗(つじ・かなえ)と申します。 信州移住コネクターとは、移住希望者と地域・行政をつなぐ“ハブ”のような存在。
信州は「東信」「北信」「中信」「南信」の4つのエリアに分かれており、それぞれの地域にコネクターがいます。
このnoteでは、「信州が好き!」「最近移住がちょっと気になる」という方々に向けて、4人のコネクターが「信州で暮らすリアル」を等身大でお伝えしていきます。
その前に、まずは私自身のこと、そしてなぜ“移住”というテーマに深く関わるようになったのかをお話ししたいと思います。

ワイン用ブドウ畑にて

東京での暮らしと、移住を決めたきっかけ

私は千葉県生まれ・千葉県育ち。大学卒業後はずっと東京で暮らしていました。 湾岸のタワーマンションに住み、友人たちとほぼ毎日飲み歩く日々。仕事は編集者・ライターとして、書籍や雑誌の制作に携わっていました。芸能人や財界人のインタビューなど刺激的な仕事も多く、忙しくも楽しい毎日でした。
一方で、「若者の活字離れ」「出版不況」といわれて久しく、 「このままではいけない」「何か別の仕事にシフトしなければ」と焦る気持ちも。でも、具体的な一歩が踏み出せずにいました。
そんな中で起きたのが、2011年の東日本大震災です。 原発事故による「計画停電」が予想され、「エアコンなしで首都圏に住むのは無理!」と、深く考えもせず、涼しそうなイメージの信州・上田市の古民家へ引っ越しました(後に上田は盆地で意外と暑いと知るのですが…)。
当時は“おひとりさま”でしたし、リモートワークという言葉が生まれる前から自宅や旅先で原稿を書いていたので、移住のハードルは低かったのです。
 

古民家との出会いと「移住お試しシェアハウス」の誕生

上田の古民家は、夏はエアコンなしでもひんやり涼しく快適でした。 しかし、冬になると断熱材もない隙間だらけの家は本当に凍えるような寒さでした。
その後、私は信州でご縁があり結婚。新居を探し始めたのですが、そこで大きな壁に直面します。 空き家はたくさんあるのに、貸してくれる・売ってくれる家は驚くほど少ない。
結局、私たちは更地に新築で家を建てることになりました。 でも、「空き家はこんなにあるのに…」という思いは消えず、移住希望者も同じ壁にぶつかっているだろうと感じていました。
そんなとき、東御市の空き家バンクで築150年の古民家に出合います。 有名ワイナリーが集まる集落というロケーションもお酒好きの私には魅力的でした。
2020年、この古民家で仮暮らしをしながら定住先を探す「移住お試しシェアハウス」をオープン。 これまでに約20人が入居し、家探しや仕事探しをお手伝いした結果、半数ほどが信州に定住してくれています。

移住お試し古民家シェアハウス

ワインと仲間がつないだ「千曲川シェアヴィンヤード」

古民家のオーナーさんは畑もお持ちで、そこは耕作放棄地になっていました。 そこで畑もお借りし、東京時代の飲み仲間とともにワイン用ブドウの苗を植えて栽培し、委託醸造でワインをつくる“大人の部活”「千曲川シェアヴィンヤード」をスタート。
畑作業のあとはもちろん宴会です。 その様子をSNSに投稿する友人がいると、それを見た人が仲間に加わり、延べ100名以上が関わる部活動に成長しました。
植物を育てるという特性上、年に何度も畑に通うことになります。 その積み重ねが地域への愛着につながり、移住した人、宿泊業を始めた人も出てきました。
この活動は長野県の「地域発元気づくり支援金」の優良事例として表彰もされました。

耕作放棄地だった畑に仲間とワイン用ブドウを育てています

信州移住コネクターとしての現在地

気づけば、「移住お試し古民家シェアハウス」も「千曲川シェアヴィンヤード」も、「人が地域とつながるきっかけをつくる場」「移住を考える人が、地域に触れ、仲間をつくり、安心して一歩踏み出せる場」 になっていました。

こうした経験をもとに、2025年8月から私は信州移住コネクター(東信担当)として活動しています。
私がやっていることって、「仲間とワイワイ、お酒を飲んだりおいしいものを食べたり」と、東京時代と同じなのに、地方では「賑わいを作ってくれてありがとう」と感謝される。
東京では「何か違う仕事をしなければ」「でもスキルがない」と焦っていた私が、自然な流れで移住や関係人口(観光客以上移住者未満のその土地に目的を持って来訪してくれる人)”に関わり、それが仕事になっている。 そのことに、今でも少し不思議な気持ちがあります。
 

私が考える「移住は“人生の編集”」

私は、移住は「人生の編集」だと思っています。
何を残し、何を手放し、どんな環境で、どんな人たちと、どんな暮らしをつくっていくのか。 その選択の連続こそが、移住の本質です。
だからこそ、移住希望者には「情報」だけでなく、 「安心・つながり・物語」が必要だと思います。
そして、地域側や行政側にも受け入れるための準備や仕組みが必要です。
私はその両方の間に立ち、 “人と地域の関係を編集する” そんな役割を果たしていければいいなと考えています。
さて、このnoteでは、移住のリアルを発信していきます
これから4人のコネクター仲間とともに、このnoteを運営していきます。 私たちの記事では、

  • 地域で暮らすリアル

  • 素敵な先輩移住者

  • 移住お役立ち情報支援

  • 移住者に人気のスポットや市町村の紹介

  • 私たちの活動の裏側

などをできるだけ率直に書いていきたいと思います。
移住を考えている方も、まだ迷っている方も、 「信州ってどんなところ?」と興味を持ち始めた方も、 このnoteがあなたの“最初の一歩”のヒントになれば嬉しいです。
 

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