身体管理学協会ニュース【2025年9月1日発行】

身体を正しく管理できる人を日本中に増やそう!/日本身体管理学協会事務局
◉【今週のご挨拶】
今日から早くも9月です。
9月というと・・・
暦の上では秋の気配を感じる今日この頃ですが、日中はまだ暑さが残りますね(汗)
私が住む地域は、この週末は相当暑かった(下手すれば体感的には今年一番かも?)です。
約1時間ほどランニングをしましたが、暑さでペースが全く上がらず。
無理せず、ゆっくりペースで十分に水分補給をしながら走りました。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますので、皆さま、日々の身体管理に抜かりなく取り組んでいきましょう!
◉【身体管理学協会からのお知らせ】
日本身体管理学協会認定 身体管理指導士養成講座のご案内
トレーナーの皆さま、クライアントの健康寿命延伸に貢献するための「本物の知識と思考」を身につけませんか?日本身体管理学協会が提供する「身体管理指導士®養成講座」は、皆さまの専門性を一段と高めるための最適なプログラムです。
本講座の目的は、内科系機能解剖学に基づき、人間の体への理解を深め、適切な身体管理指導ができる専門家を育成することにあります。現代社会において、肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病は深刻な健康課題であり、これらの予防に貢献できるトレーナーの需要はますます高まっています。
この講座では、単に運動指導の技術だけでなく、細胞レベルからの身体の仕組み、各臓器の働き、代謝、老化、そして様々な疾患の基礎知識を習得します。これにより、「動かす」だけでなく「なぜそうなるのか」という原理原則に基づいた指導が可能となり、クライアントの病気や不調を未然に防ぎ、QOL(生活の質)向上に貢献する「一次予防」の担い手となることができます。
特に、心血管疾患、脳血管障害、生活習慣病予防に関する最新のエビデンスに基づいた運動・栄養・休養の知識は、皆さまの指導現場での自信と成果に直結します。
2024年9月22日(月)から、新たな身体管理指導士養成講座が開講します!「今すぐ本物の知識と思考を手に入れ、トレーナーとしての強固な土台を作りあげたい」とお考えの皆さま、この機会をぜひご活用ください。
お得な早期申し込み割引実施中です!
受講費:定価140,000円(税込)のところ、9月15日までのお申し込みで110,000円(税込)にてご受講いただけます。
受講をご希望の方はお早めにお申し込みください!
【養成講座日程】
日時:令和7年9月22日(月)~11/30(日)
初回講座「運動器機能解剖学講座」以外は全てオンラインにてご受講いただきます。
上記期間のうち、11/10~11/30の期間は、認定試験期間です。
ご都合を調整し、開催決定の上、認定試験を受験いただきます。
初回講座の開催場所:武蔵野プレイス3Fスペース
初回講座の時間:10:00~17:00
オンライン講座配信予定
トレーニング理論 9/29~10/5
栄養・サプリメント講座 10/6~10/12
休養学講座 10/13~10/19
整形外科系疾患学講座 10/20~10/26
内科系機能解剖学講座 10/27~11/2
内科系疾患学講座 11/3~11/9
お申し込みはこちらから
皆さまのエントリーを心よりお待ちしております!
◉内科的身体管理の視点
【第79回:呼吸と自律神経の関係】
こんにちは、神谷です。
このnoteをお読み下さっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
トレーナーの皆さまは、日々の指導の中で「呼吸が浅い」「ストレスが溜まっているようだ」と感じるクライアントに出会うことはありませんでしょうか。
実は、呼吸と自律神経は密接に関係しており、この理解を深めることは、クライアントの全身の健康管理において非常に重要です。
人間の呼吸は、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する一連の過程であり、肺でのガス交換(外呼吸)と末梢組織でのガス交換(内呼吸)に分けられます。
肺は自ら膨らんだり萎んだりできないため、横隔膜や肋間筋、腹筋群などの骨格筋の働きが不可欠です。
呼吸運動の指令は延髄の呼吸中枢から発せられ、血中酸素濃度や二酸化炭素濃度、pHなどが呼吸中枢を刺激することで調整されています。
呼吸は随意運動でもあり不随意運動でもありますが、この自動的な調整の背後には自律神経が深く関わっています。
自律神経は、心臓の拍動、消化吸収、排泄、体温調節など、私たちの意識とは関係なく(不随意に)体内の環境を一定に保つ(恒常性=ホメオスタシス)ための重要な役割を担っています。
大きく分けて、体を活動モードにする交感神経と、リラックスモードにする副交感神経の二つがあります。
• 交感神経が優位になると、心拍数や血圧が上昇し、気管支が拡張して呼吸数が増加するなど、「臨戦態勢」として身体が動ける状態になります。
• 副交感神経が優位になると、心拍数や血圧が下降し、消化吸収が促進されるなど、「リラックス」した状態へと導かれます。
この交感神経と副交感神経のバランスが、心身の健康には不可欠です。
バランスが崩れると、血管収縮による血流悪化、免疫力低下、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高めるだけでなく、頭痛、めまい、肩こりといった身体的不調や、不安、睡眠不足、集中力低下といった精神的不調といった、これらのリスクを高めてしまう可能性があります。
自律神経は直接的なコントロールが難しいものの、その働きを整えることは可能です。
1. 生活習慣を整える:特に「栄養」「休養」「運動」「楽しみ」の4項目を見直すことが基本です。5大栄養素をバランス良く摂取すること、規則正しい睡眠、ストレス解消が挙げられます。
2. 適度な運動:ストレッチや軽度な有酸素運動は、筋肉のこわばりを軽減し血流を促進します。これは、交感神経の過剰な働きによる血管収縮を和らげる効果が期待できます。
3. 心身のリラックス・ケア:楽しいこと、没頭できること、良質なコミュニケーション、深呼吸などは、副交感神経の働きを促進し、心身の快活さを保つために重要です。
特に「呼吸」は、自律神経を整えるための強力なツールとなります。
深呼吸を意識することは、副交感神経を刺激し、心身をリラックスさせる効果があるため、日々の生活や運動指導の中で積極的に取り入れるべきアプローチと言えるでしょう。
会員様、お客様がご自身の身体をより深く理解し、自律神経のバランスを整えるための具体的な方法を指導することで、あなたのトレーナーとしての価値をさらに高めることができます
◉【編集後記】
今回の内科的身体管理の視点では、呼吸と自律神経の深い関係、そしてそれが私たちの健康にどれほど影響を与えるかについての内容となりました。
暑さが残る日々ですが、意識的な深呼吸や、適度な運動を取り入れることで、変化しやすい季節の心身のバランスを保ち、健康な状態を維持していくことが大切ですね。
日々の小さな習慣の積み重ねが、大きな健康へと繋がります。皆さまもぜひ、ご自身の身体管理に活用してください。
