未決事項の管理が、開発外注を救う
要件定義の本やノウハウ記事は多い。
「未決事項を管理しよう」「決裁者を明確にしよう」という話も、調べれば山ほど出てくる。
でも現場で起きているのは、「正しいやり方を知っていても止まるプロジェクト」だ。
なぜか。
知識はあっても、運用が続かないからだ。
前回の記事で書いた「誰かが決めてくれるだろう」という空気。
その空気を断ち切るために必要なのは、意識改革でも勉強でもない。
仕組みだ。
多くのプロジェクトで見てきたのは、「決定事項の管理」はしっかりやっているのに止まる、というパターンだ。
議事録は残っている。
合意した内容も記録されている。
でもプロジェクトは止まる。
理由はシンプルで、「まだ決まっていないこと」を誰も管理していないからだ。
決まったことを記録することと、決まっていないことを追いかけることは、まったく別の作業だ。
未決事項管理とは何か。
一言でいうと、「宙に浮いた問いに、期限と責任者をつける作業」だ。
決まっていないことは、放置するほど影響が広がる。
開発側は「まだ決まっていないから手が出せない」と待ち続け、発注者側は「まだ決まっていないことがある」と気づいていない。
この非対称が、プロジェクトを静かに止める。
※ここから有料(300円)未決事項管理に必要な項目
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