BS松竹東急で放映した木下恵介アワー
昨年惜しまれながらその使命を終えたBS松竹東急。
私は松竹東急が放映する昔のテレビドラマ、特に、木下恵介アワーに一時期はまっておりました。
Wikiから歴代同アワーで放映されたドラマをあげると、
木下恵介アワー
『おやじ太鼓』第11話(1968年3月26日放送)まではモノクロ、同第12話(同年4月2日放送)以降は全てカラー。
女と刀(1967年4月18日 - 10月10日)
もがり笛(1967年10月17日 - 1968年1月9日)
おやじ太鼓(1968年1月16日 - 10月8日)★1
3人家族(1968年10月15日 - 1969年4月15日)★2
おやじ太鼓2(1969年4月22日 - 10月14日) ★3
兄弟(1969年10月21日 - 1970年4月14日) ★4
あしたからの恋(1970年4月21日 - 11月24日) ★5
二人の世界(1970年12月1日 - 1971年5月25日) ★6
たんとんとん(1971年6月1日 - 11月30日) ★7
太陽の涙(1971年12月7日 - 1972年5月30日)★8
幸福相談(1972年6月6日 - 9月26日) ★9
おやじ山脈(1972年10月3日 - 1973年3月27日)
思い橋(1973年4月3日 - 9月25日) - ここまで火曜21時00分枠。★10
炎の旅路(1973年10月3日 - 1974年3月27日) - ここから水曜22時00分枠。
わが子は他人(1974年4月3日 - 9月25日)★11
星印は私が実際にBS松竹東急で見たドラマ群です
今数えてみたら、同アワーで放映した15作品中、なんと11本も少なくとも私はBS松竹東急を経て過去3-4年の間に見たことになる。
どれもなかなか面白かった。
何せ、テレビが三種の神器の時代であったのだから、それだけタレントが集まっていたからだろう。
脚本も、木下恵介から山田太一、高橋玄洋と素晴らしかった。
役者も当時の一流どころが脇役にも多く出ていて、舞台出身者が多い時代だと思われるので、活舌もよく、見応えがあり、かつ人間味が強かった。
半世紀、という時間の重さを感じないわけにはいかない違いが懐かしかった。昭和の温かさ、寛容さ、大きな夢、家族、人間関係。。。
私が気付く前に、残りの4作品も放映していたのかもしれない。
最後の「わが子は他人」なんて、かなり社会性のあるものでああった。
それさえも既に52年前の放映、ウルトラセブンとほぼ同じ時代。
かつて両親が懐かしの歌番組を見ていると近くにいるだけで嫌気がさしたように、
令和の若者が理解できないストーリーを私は懐かしんでいるのだ、と改めて自覚した。
この少し後がテレビドラマを変えた「岸辺のアルバム」あたりに続く。
昭和は女性が生きにくい時代ではあったけれども、
やはり21世紀にはない夢は暖かさや人間臭さがあった時代でもあった。
かといって私は昭和に戻りたいとは全く思っていないし、
この時代のドラマを今見たら超マナー悪い!としか思えない喫煙のシーンなど受け入れられないマナーも多々ある。
それでもやはり、私たち世代の原点はこの時代にあるのはどうしようもない。自分の原点を見つめなおすには、思い出すことからは逃れられないのだから。
