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刑事コロンボと古畑任三郎

ここ数年、NHKBSではプレミアムと4Kとで競って「刑事コロンボ」が、フジテレビ系列やケーブルでは田村正和さん逝去以来競って「古畑任三郎」を何回も放映しています。

もう一つ付け加えると、近代歌舞伎を現代に伝わるような形に押し上げるきっかけをつくった、中村吉右衛門主演版の「鬼平犯科帳」も盛んに繰り返しケーブルなどで放映していますね。

GWなぞは、古畑と鬼平と交互に見るような贅沢を楽しめたりしています。今回は、最近放映した刑事コロンボの第32話、「忘れられたスター」を見て、たまたま5月2日にケーブルで放映していた古畑の第1シリーズ第11話の「さよなら、DJ」との間に、殺人トリックで似たところがあるから見入ってしまいました。

コロンボの「忘れられたスター」はテレビドラマ史上、名シリーズとして名高い刑事コロンボの中でも、「別れのワイン」等と並んで人気の作品です。私も直近では2年くらいまえにNHKのBSプレミアムで見たばかりで印象が強かったところを、再度今回BSで見ることが出来ました。余韻があって会話も素晴らしいし素敵なお話し。今回に限っては、先々週の地震により、最初の10分だけ放映した翌週に延期して放映という贅沢なハプニングもあり、余計に印象に残りました。

「忘れられたスター」については、note でも詳しく書いている方がおられます。

ヒッチコックの「サイコ」の被害者役で有名なジャネット・リーの名演も光ります。あまりに役柄にぴったり過ぎて怖いくらいです。

そして、彼女が廊下を猛スピードで走るところを見て、同じくテレビ局の廊下を猛烈なスピードで走る、古畑の桃井かおりを思い出さずにいられませんでした。

どう考えても三谷幸喜は、コロンボに敬意を表して、古畑任三郎を書いていますよね。ヨレヨレボロボロのみかけのコロンボ刑事に対して、シックでおしゃれな古畑任三郎、と対照的ではありますが、二人とも拳銃(ハジキ)は使えない頭脳派だし、共通点が沢山あります。

こういう楽しみ方もなかなかテレビっ子をやめられない要因でして、我が家のとっくに高齢化したテレビにも、今後もなお、頑張ってほしいところです。

それにしても、「刑事コロンボ」も、「古畑任三郎」も、「鬼平犯科帳」も、どれも同じストーリーを何回見ても飽きないですよね。毎回見入ってしまいます。


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