【第39回】ハックスクワットマシン——背中を守りながら、大腿四頭筋を極限まで追い込む
ハックスクワットマシンは、スクワット系マシンの中でも「大腿四頭筋への刺激」に特化した器具だ。フリーのバーベルスクワットと比べると背中への負担が少なく、膝を深く曲げやすい設計になっている。初中級者から上級者まで、下半身強化に取り組むすべての人に活用できる器具だ。
そもそもハックスクワットマシンとは?
背もたれに体を預けた状態で、肩にパッドを当ててバーを支えながらスクワット動作を行うマシンだ。傾斜のついたプレートに足を置き、膝を深く曲げて脚全体を鍛える。ジムではレッグプレスの近くに配置されていることが多く、見た目はレッグプレスに似ているが、動作の方向が逆向きになっている。重量は一般的なジムでは100〜300kg程度まで対応しており、中〜上級者向けの器具として扱われている。
基本的な使い方
① 背もたれに背中をつけ、肩のパッドに両肩を合わせる
② 足をプレートの肩幅程度に開いて置く
③ セーフティバーを解除し、ゆっくり膝を曲げて降ろす
④ 太ももが床と平行になるまで、または可動域の限界まで曲げる
⑤ 膝を伸ばしてスタートポジションに戻る(完全に伸ばしきらない)
意外と知られていない使い方
足の位置を高めに置くと大臀筋やハムストリングへの刺激が増し、低めに置くと大腿四頭筋がより強く動員される。また、足幅を広げることで内転筋にも負荷をかけられる。
こんな人に向いている
膝や腰への負担を減らしながらスクワット系の動作をしたい人
大腿四頭筋(前もも)を集中的に発達させたい人
バーベルスクワットのフォームが定まっていない初中級者
基本スペック
対象筋肉:大腿四頭筋(主)、大臀筋、ハムストリングス(補助)
難易度:★★☆
カロリー消費:10分あたり約50〜70kcal(強度による)
次回予告
次回は「チンニングバー(懸垂バー)」を紹介します。
