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モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」

ベーム ウィーン.フィル

静寂を割る、峻厳なる序奏
揺るぎなきイン.テンポのなかで
いぶし銀の弦が、巨大な伽藍を組み上げてゆく
誇り高きウィーンの美音
それは、一切の甘えを排した伝統の重み
芳醇な木管が、厳格な論理のなかに奇跡の抒情を咲かせる
アレグロの奔流、一糸乱れぬアンサンブル
推進するエネルギーの、その恐るべき統制
華やかさの真裏で、宿命のような哀愁が鋭く疾走する
巨匠と楽団が到達した、至高の造型
天上の天才へとささげられた
気高き、人間の魂の咆哮
いすみん

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