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メンデルスゾーン 交響曲第4番 「イタリア」

音の旅人

青い空から降り注ぐ、まばゆい陽光。高鳴る胸を包むように、旅は始まる。古びた石畳に響く、巡礼たちの敬虔な足音。
幾世紀もの祈りを吸い込んだ回廊に、歴史の重みが、静かに沈殿していく。木漏れ日のなか、優美に揺れる貴族たちの面影。
過ぎ去りし日々への、甘やかな追憶。だが、突如として破られる、地鳴りのような熱狂。
かつてこの地に燃え盛った、無数の命の記憶。
闇と光を鮮やかに交錯させながら、
イタリアの魂は、ひとつの壮大な絵巻を閉じゆく。
いすみん

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