対岸の火事――自分には関係ないと思ってしまうよね
人は、自分の都合が悪くなる話ほど
「関係ない」と切り捨てたくなる
誰かのトラブルを見て
「ああはならない」と
勝手に安心し、軽く批評して気分を落ち着かせるーー
それが楽だから
対岸の火事と決めつけて安心している間に、
自分の足元では常に小さな火種がくすぶり続けている
見て見ぬふりをした分だけ、気づきは鈍り、危機は静かに育っていく
無関心で守ったつもりの心は、
実は 無知という名の火薬 を
抱えたままなのだから
そんな 無関心という名のリスク に
そろそろ目を向けたほうがいいのではないかと思う今日この頃。
なぜこんなにもラクなのか
人は、自分の生活を守るために
耳が痛い情報を「遠ざける力」を身に着けている
誰かの失敗、トラブル、家庭の不和、職場の揉め事…………
「自分じゃなくてよかった」
「あの人の問題」
「私には関係ない」
そう思えば気持ちは軽くなる
だって他人事なのだから、痛くもかゆくもない
対岸の火事 は、最も手軽で、最も強力な心の防衛策なのだろう。
実は私たちは同じ川の渕に立っている
遠くに見える炎だって、風向きひとつでこちらに飛んでくる
人生もそれと同じで
誰かの問題は
状況が変われば自分にも起こりうる話
・仕事の急な変更
・家族の体調不良
・人間関係の摩擦
・環境の変化の波
「まさか自分が」という瞬間は、静かに、確実にやってくる
他人事にして線を引くほど、自分への注意力は鈍っていく
関係ない という線引きほど
自分の視野を狭めてしまう。
学べる人が人生に強い
炎を見るだけで焦げることはない
けれどそこから学べることは山ほどある
・その人はなぜそうなったのか
・どこで判断を誤ったのか
・どの場面で予兆があったのか
・自分なら同じ轍を踏まないために何ができるか
・今から変えられる行動は何か
その火事を
「未来を予測するヒント」として扱える人は、人生に強くなる
危機を前もって知っている人 と 気づかないまま突っ込む人 では
当然歩き方が違う
対岸の火事は、あなたの人生に用意された予告灯
誰かの失敗を笑って終わらせるのは簡単だ
その先にはあなたの未来を守るためのヒントが潜んでいる
対岸の火事を「関係ない」と切り捨てる生き方は
一見クールで賢そうに見える
本当の強さは、火事を見て逃げるのではなく
火事の向こうに、明日の自分の姿が潜んでいないかと考えるられる人なのだと思う。
人の失敗は反面教師ではなく、未来を照らす 予告灯 だから
そこから目を背けるか、静かに受け止めるかで、
人生の質は驚くほど変わる
さらにもう一つ、深い意味がある
他人の痛みを自分ごととして受け取れる人は
失敗を恐れすぎず、成功に浮かれすぎず
人への理解と視野を広げ続けられる
共感力と洞察力を備えもっている
それこそが、どんな状況でも自分を守ってくれる 本物の防火装備 なのだとろう
燃えているのは他人の人生かもしれない
その火が教えてくれるものは、自分の人生の軌道修正 そのものだ
対岸の火事をどう見るか
その答えが、あなたの未来の明るさを決めるのだと思う。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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