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皿洗いからセックスまでーー熟年夫婦のリアルと、これからを選び直す方法

「大きな不満ではない」のに、心が離れていく

「別に、すごく不満があるわけじゃない」
そう言いながら、胸の奥に溜まっていくものがある。

例えば夕食後
シンクのお皿を見ながら思う

(また私が洗うのか…)
(頼めばやってくれる。でも頼まないと気づかないのが、もう疲れる)

声に出さないこの感情こそが
熟年夫婦の距離を静かに広げていきます

皿洗いをめぐる、実際の会話と心の声


「今日、疲れてるからお皿洗いお願いしてもいい?」
「あぁ、あとでやるよ」

──1時間後。
テレビはついたまま、シンクはそのまま

妻の心の声
(あとでって、いつ?
結局、私がやるのを待ってるんでしょ)

何も言わず、皿を洗い始める
すると夫が言う

「やるって言ったのに。せっかちだな」

この一言で、
「ありがとう」が期待できないことを、また思い知らされる。

皿洗いの問題は、
家事分担ではなく、尊重されている感覚の問題です。

会話がなくなる瞬間は、こうして起きている


会話が減った夫婦に多いのは
「話すことがない」のではなく
話しても無駄だった経験 の積み重ね

「最近、体がしんどくてね」
「年だな。俺もだよ」

──終了。

(共感してほしかっただけなのに)
(解決策じゃなくて、「大変だね」って言ってほしかった)

こうした小さな落胆が続くと
妻は学習します。

(この人に話すと、余計に虚しくなる)

そして
「話さない妻」 
「不機嫌な妻」
「無関心な夫」
この関係が出来上がってしまうのです。

ここから先は、
「なぜ熟年夫婦は、触れ合えなくなるのか」
「そして、その関係を 終わり にせず選び直すには何が必要なのか」
表では語られない本音と、具体的な視点で掘り下げていきます。


触れ合わない夜に、実は起きていること

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