【不登校】「僕は行くんだ!!」「修学旅行は行きたいんだ!!」葛藤の末、勇者は外へ踏み出した!
こんにちは。私は、ダウン症を持つ中3の女の子と、HSC?の小6の男の子の母です。
子ども二人とも不登校傾向にあり、noteでは、不登校関連のことや、何気ない普段の育児のことを中心に書いています。
「よし!!行くっ!!!」
僕は心を決めたんだ!というように、
車から、弾ける球のように出て行きました。
息子の修学旅行の日の朝の一幕です。
本当にめちゃくちゃ緊張していたと思います。
あまり学校に行っていない子が、しかも、親からあまり離れたことがない子が、一泊二日もの長い時間を、友達たちと過ごすのですから!
他の多くの子たちが、当たり前のように苦もなく校舎に向かう中、息子は駐車場に停めた車の中で10分位、うずくまっていました。子猫のようにです。
(息子)「行きたいな」
「でも、どうしよう。緊張する。」
「でもなー、行けないっていうのもなー、
せっかく準備もしたのにな。」
「でもやっぱり緊張する。」
「あー、でも、そろそろ行かないと…。」
(私) 「緊張しちゃうよねー。」
「何か手伝うことある?
かばん持つのとか…。」
(息子)「いや、でーじょーぶだ!!行くっ!!!」
そして、
心を決めたかのように
さっと車から降りた息子ですが、
リュックとボストンバッグを持って、
こちらを振り返ることもなく
校舎に駆けていく様子を運転席から見ていて、
私の胸には熱いものがこみあげてきていました。
私は知っています。
ここに来るまでに、息子がどれだけの数の高い壁を乗り越えてきたのかを。
多くの人にとっては、“そんな小さなこと”と思えるようなことかもしれません。
でも、息子にとっては、一度は怖いという思いを抱いた教室に入ること自体もチャレンジングなことだったし、もう高学年の、出来上がっているグループの中に入ることも、意を決するようなことだった、ということも想像に難くありません。
班決めなどの事前学習は1学期からずっとあり、その時間だけは、本人も目的意識をもって参加するように努めてはいましたが、緊張から、「行くって言っちゃったけど、やっぱりムリ…。」とせっかく辿り着いた校舎前から戻ってきちゃう、ということも二度や三度ではありませんでした。
学校が苦にならないタイプの子どもだった私からは想像しえない、立ちはだかる高い壁を、何度も何度もよじ登ろうとしては出来なくて、という感じだったのだと思います。
だから、直前になって、“やっぱり行けない…。”となっても、表情も声色も変えないで、“そっか、よくここまで頑張ってきたね。”というようなことを言おう、また、しっかりと感情を受け止めよう、と、私は決めていました。そして、行けなかったら行けなかったで、家で映画でも見ようか、という心づもりでいました。
残念ですけど、本人以上に残念がらないように。
行ってもいいし行かなくてもいいし…、という気の持ちようで。
そんなことを心の中で呪文のように唱えたりもしていました。
さて、そうして、大型バスに揺られて出発した息子。
今は何を感じ、何をしているのでしょうか。
もう、“行ってらっしゃい”をしてしまったので、信じて帰りを待つしかありません。
決して、気心知れたメンバーと、というわけではない2日間の行程。食事にしてもお風呂にしても、何から何まで気を張って、それはそれは疲れて帰って来ることでしょう。
明日は、本人の大好きなブルーベリーとおいしいご飯を用意して迎えてあげようと思います。
さて、こちらは、息子にぴったりの歌だなあ、と、冒頭から胸が熱くなる歌詞です。子どもたちにそっと寄り添う応援ソングですね。
wacci『どんな小さな』
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