【お料理エッセイ】音までおいしい夏休みの夜ご飯
ジュー、シュー、ジュー、
フライパンのうえで豚ひき肉が音立てる。
湯気もユラユラ、自由気ままに踊ってる。
その姿は天女の羽衣のよう。
油の音は次第にクレシェンド、
真夏のセミの大合唱さながらだ。
さて、
ジュージュージュージュー、
ザクザクザク。
へらを立て、肉のかたまりほぐそうか。
そして、
色が赤から茶色にへーんしん!
もう少しで火の通りも完璧だ。
キッチンペーパーで余分な油、拭き取ったら
ここからは、
しょうゆさん、みりんさん、酒さん、砂糖さんのお出ましだ。
それぞれ同じ比で加えたら、
我が家の定番、黄金比の味付けよ!
そうしてお次は蓋をして、
青の炎で、底をどんどん熱くする。
小さな穴からは細く湯気が昇ってく。
ジュージューシュー、ジュージューシュー。
蓋を開けたなら、
醤油の甘じょっぱい香りが鼻なでる。
醤油の海に肉そぼろ、
肉そぼろの出来上がり。
そしてお次は卵の登場だ。
トントンパカッ、トントンパカッ、
ツルルン白身にぷっくり黄身さん。
4本箸でかき混ぜて、
熱したフライパンに流し入れる。
それはジューと広がって
パチパチパチ、ピチピチピチ、
湯気もシューッと立ちのぼる。
縁から固まってきたならば、
箸でほぐして、バラしていこう。
縦、縦、横、横、
ぐーるぐる。
卵そぼろも完成だ。
あとはアツアツご飯を待つだけだ。
ピーッ!
炊飯器から「炊き上がったよ」の音が鳴る。
カチャッ、
ブアー!
モクモクの湯気で目の前かすむ。
そして、
なんておいしそうなツヤツヤごはん!
さてさて、
どんぶりに炊きたてご飯をよそったら
そーれ、肉さん!
それ!卵!
半分半分でのせましょう。
そこに赤い生姜も添えたなら
みんな喜ぶ二色丼の出来上がり。
お待たせしました。
さあて、みんなで食べようか。
手を合わせていただきまーす!
ニコニコ大好き夜ごはん!
夏休みの、みんな大好き、夜ごはん!
今日も幸せでございます。

最後に。
多くの方が記事で紹介して下さっていたのを見て、
私も応援させていただきました。
熊本で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早く安心安全の日々が戻りますよう、お祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました🍀
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