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下の子が生まれて、上の子に優しくなれなかった私へ。保育園の先生からの手紙が教えてくれたこと

転勤族という暮らしのなかで、いくつもの園と出会ってきました。
そのなかで今も忘れられないのが、ある保育園の先生からもらった一通の手紙です。

下の子が生まれて、毎日があっという間に過ぎていたころ。
忙しすぎて、私の記憶がほとんどない頃です。

連絡帳に「最近、上の子がすぐ怒ってしまって…どうしていいかわかりません」と、何気なく愚痴のように書いたことがありました。
たぶん、他にも何度も困りごとを書いていたと思います。


ある日、先生がルーズリーフ2枚にびっしりと書かれた手紙でお返事をくれました。
お迎えのとき、「お母さん、これ読んでみてくださいね」と、さりげなく渡してくれたんです。

保育園や幼稚園の先生からお手紙をもらうことは、後にも先にもこの一度きりでした。

驚いたけれど、子どものことだけでなく私のことも見てくれているんだと感じて、嬉しくなりました。

手紙には、私が日々がんばっていることを認めてくれたうえで、こんな言葉が書かれていました。

赤ちゃんの成長はもちろんすごいこと。でも、3歳の娘さんも成長していることに気づけるはずです。
手を握って『こんなに大きくなったね』と伝えるだけでもいい。
昔の写真を一緒に見るだけでも、娘さんの成長を見つめる時間になりますよ。

その言葉を読んで、涙が止まりませんでした。


生まれたばかりの息子の成長ばかりに目がいって、「上の娘は、もうできて当たり前」と思っていた自分に気づいたんです。

娘は、私が妊娠中の2歳頃から、服は自分で着替えるしお手伝いもしてくれました。こんなに小さいのにお姉ちゃんを頑張っていたんですね。

赤ちゃんの息子は、毎日出来ることが増えていきました。

笑うだけでも、すごい。
手を叩いても、すごい。
寝返りしたら、もうすごすぎる。

そんな日々を送っていました。

娘からしたら、毎日頑張っているのにお母さんは私を見てくれない――そう感じていたのかもしれません。
今は、あの頃の娘に「気づいてあげられなくてごめんね」と伝えたくなります。

お手紙をいただいてからは、娘の手をぎゅっと握って、「こんなに大きくなったね」と伝えるようにしました。
そのとき、嬉しそうにしていた娘の顔が今でも思い浮かびます。

それから不思議と、少しずつ癇癪を起こすことが減っていきました。
きっと、私が娘をちゃんと見つめるようになったことで、娘も安心したのかもしれません。

転勤があり、1年しか通わなかった園でしたが、あの先生からもらった手紙は、今でも大切にしています。

園を選ぶとき、思い出すのはいつも、あの先生との出会いです。

子どもを支えるのは、設備でも方針でもなく、人のあたたかさなんだと感じます。そんな先生とまた出会えたら最高です。

手紙をくださった先生には、引越し以来お会いしていません。お元気でしょうか?
直接お礼を伝えることは叶いませんが、あの時は本当に救われました。


同じように、上の子との関わりに悩んでいる方がいたら、
どうか自分を責めないでください。
今日、ほんの数秒でもいいから、お子さんの手をぎゅっと握ってみてください。
その温もりが、きっとあなたの心も癒してくれます。


このときの経験がきっかけで、園選びの考え方が明確になりました👇


言葉でこんなにも心が動くことがある。そのことを教えてもらった出来事でした。


noteを書くようになって、過去の忘れていた出来事を次々と思い出します。
これも「ジャーナリング」なんでしょうか?


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


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