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実家の断捨離しようとしたら、母に泣かれてしまった話

私の実家はモノが多い。

両親揃って捨てられない人なのだ。

私は、引越しで断捨離をすることが多かった。
モノが減ると気分が軽くなった経験から、親にも断捨離を勧めてみた。

「まずは玄関からやったらいいよ。」とアドバイスした。
両親は「やってみる!」と返事をした。

後日、前回と全く変わらない玄関の風景が。

「玄関、片付けてないの?」と聞くと
「片付けたよ!」と言う。

何足捨てたのか聞くと、1足。

え?一つだけ?と驚いた。

だって、私が子供の頃から使っている下駄箱は、多いとき5人分の靴が入っていたのだから。
今は二人暮らしのはずなのに靴がいっぱい。なんで減らないんだろう?

色々と言いたいことは浮かんだけど、ぐっと飲み込んだ。


私もようやく大人になり学んだこと。

人を変えようとしてはいけない。実家であっても親の許可なしに勝手に捨ててはいけない。

以前こんなことがあった。


食器棚にお皿が増えて、出すのもしまうのも一苦労。

「お皿、使ってないものは処分したら?普段使うお皿入らないじゃん?」と聞くと

母は、しぶしぶ「うん。」と言ったので一緒に片付けることに。


母は気持ちを伝えるのが苦手な人。私は思ったことをすぐ言葉にしてしまう。

私と母は真逆で、私は母が何を考えているのかわからないことが多い。
我慢強い人とも言えるのかな。

私が、長年使ってないお皿たちを「これ要らない、使ってない、ヒビの入ったお皿も捨てよう!」と仕分けしていたら、母の目がウルウル

え?なんで??

涙もろいのは私も同じなのですが、母の方がよく泣く。

父が、「これ、新婚の祝いのお皿なんだよ。お母さん捨てたくないよね?」と教えてくれた。

父と母は本当に仲良し。母の最大の理解者なんだと思う。

父の言葉で、涙の理由がようやくわかった。

思い出のあるものは、使っていなくても大切にしたい理由がある。
モノには、その人だけの感情があるのだ。


いくら家族でも捨てる捨てないは、その人が判断するもの。

その日私は、ようやく知った。
たとえ家族でも、勝手に不要だと判断してはいけないのだと。


子どもたちの作品だって同じ。

親が「これは捨ててもいいでしょ?」と決めると大泣きする。
自分で「これは捨てていい」と選んで初めて、納得する。



12月、今年も大掃除にまずはモノを減らしたいたい。

だから、自分のモノから片付けよう。
家族のものは、ゆっくり、本人と相談しながら進めていく。

それが、家の中も家族の心も穏やかにする一番の断捨離なのかもしれない。




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