苺味のリボン
ホワイトデー、バレンタインデーのお返しにと夫がコンビニスイーツを買ってきた。
え、私バレンタインに何かあげたかしら。
…そういえば。
チョコレートケーキを焼いて家族みんなで食べたことを思い出した。
バレンタインは結婚前からずっと手作りを渡している。
ガトーショコラ、チョコタルト、チョコクランチ、生チョコ、ガナッシュクッキー、ブラウニーなど。
正直ネタ切れを感じていた今年のバレンタイン。
市販品を渡しても良いが、やっぱり手作りの方が低コスト。
パパッとチョコレートケーキを焼いたのだということ、すっかり忘れていた。
バレンタインじゃない日にも作ってほしいと好評であったが、以来1度も作っていないこともついでに思い出した。
あんなに手軽に済ませたバレンタインのお返しなんて、ちょっと悪いなぁ。
しかし遠慮なくいただこうかしら。

リボンは苺味
いくつになってもリボンやピンク、そんな可愛いものには心踊る。
上はホイップクリーム、下が苺わらび餅。
むっちりもちもちの果肉入りわらび餅が食べ応えありで美味でした。
自分があげたことやあげたものはスコンと忘れているしそれで良いけど、相手にもらったものやしてもらったことは形にして残したいし覚えていたいと思うものだなぁ。
ふと、夫も同じなのかもしれないなと。
私が手軽に済ませてしまったと感じているバレンタインのチョコレートケーキも、夫にとっては違うのかもしれない。
なんて、わからないけど。ありがとう。
そんな平和なホワイトデーを過ごした翌日。
私たちは久しぶりにバチボコに夫婦喧嘩をした。
原因は書くのもお恥ずかしいほど、
しょーーーーーもないこと。
でも当人同士にとっては大問題だ。
1日経ってお互いクールダウンし努めて通常通り接しているも問題は解決していない。
日々の生活、夫婦関係にもリボンを結んでいつも可愛く暮らしていたい。
でもハッピーエンディングの続きのお話は、そんなに単純じゃない。
思いやり優しさ時に厳しさを持ち合って、家族であること、家族だけど他人で個々であること、尊重し合うこと、好きになったり嫌いになったり、また好きになったり。
忘れたり思い出したりしながらやっていこう。
キュッと美しく結べる日もあれば、クタクタによれたり、全部解いてグチャグチャに丸めてポイッと放り投げたい日だってある。
今日の私のリボンはゆるんで崩れて不恰好だ。
こんなキラキラの魔法みたいな曲を聴きながら
できることならいつも可愛く結んでいたい、と願う。
