【如月伽宮夜の超常事件ファイル 海外編 Vol.1:ヴェネツィア 水の迷宮と黄金のマスク
キャラクター紹介

◆ 如月 伽宮夜(きさらぎ・かぐや)
霊感を受け継ぐ家系に生まれた女性霊能探偵。 古書店に勤めながら、世界中の未解決事件を調査する。 冷静沈着ながらも優しさと知性を兼ね備えた存在。 紅茶と古地図が好き。年齢非公開(アラサー説あり)。
武器:霊視、直感、真実の鏡
口癖:「それは、表に出てこない真実――」
ビジュアル:知的でクラシカルな装い、柔らかなロングヘア

◆ ミミ(猫型精霊)
伽宮夜にしか見えない“あちらの世界”の守護精霊。 クリーム色のふわふわな毛並みに、金と銀が混じる大きな瞳。 普段はツンとした態度だが、伽宮夜の無茶にはしっかり口を挟む。
能力:霊力回復サポート、結界の解除、感知系サポート
好きなもの:魚風味のスナック、伽宮夜の膝上
語尾はつかない。静かに語るタイプ。
➽導入
百年に一度の満月の夜にだけ現れるという黒いゴンドラ。 乗り込んだ七人の花嫁が消え、運河には黄金のマスクの男が現れる。 彼女たちが残した謎めいた言葉――「水の迷宮で永遠の美を得る」。
霧に包まれた水路を漂う幽霊船。 残されたのは、水面に映る七つの影。
今回の事件は、イタリア・ヴェネツィアで実際に報告された連続失踪事件を調査した記録である。
自己紹介:如月伽宮夜とは
私は如月伽宮夜(きさらぎ・かぐや)。 幼少期から祖母に育てられ、彼女から受け継いだ"視える力"――霊感と霊視能力を使って、世に隠された"超常の真実"を解き明かすために旅をしている。
普段は古書店でひっそりと働きながら、世界各地の奇怪な事件の依頼を受けては、その土地へ赴いて調査を行う。
冷静沈着な性格だが、実は情に厚く、困っている人は放っておけない。 紅茶と古地図、そしてミミの肉球を愛するアラサー女性。
「この世の謎は、必ずしも人の理で解けるものではない。だが、それでも探したい。それが私の役目だから――」
➽第1部:水の都に消えた七人の花嫁
私は如月伽宮夜。祖母から受け継いだ霊的な力を使い、世界中の未解決事件の真相を追う。 今回の舞台は「水の都」ヴェネツィア。
きっかけは、イタリア人と日本人のハーフ・マリア・タカハシさん(28歳)からの依頼だった。 彼女の姉ジュリア(32歳)が、婚約者との旅行中に姿を消したという。
過去10年で、同じように結婚前の女性がヴェネツィアで6人も失踪していることがわかり、私は現地へ飛んだ。
調査の結果、全ての事件が「満月の夜」に集中しており、花嫁たちは異なる国籍で、消える直前に「水の迷宮で永遠の美を得る」と語っていた。
彼女たちは一体どこへ消えたのか? そして黄金のマスクの男とは?
➽第2部:水中宮殿と黄金のマスク
私は自らが囮となり、ドゥカーレ宮殿近くの水路で満月の夜を待った。 現れたのは黒いゴンドラと黄金のマスクの男――彼は300年前の貴族、マルコ・バルバリーゴの亡霊だった。
導かれるまま進んだ水路の先には、秘密の地下水宮が広がっていた。 そこには白いドレスの花嫁たちが、ガラスケースの中で「生と死の狭間」に囚われていた。
伯爵の目的は、若き花嫁の生命力から「永遠の美」を得ること。 彼は錬金術による不完全な不老不死を実現し、100年ごとに7人の花嫁を集めて儀式を行っていた。
私は霊力を用い、花嫁たちの魂を解放。 伯爵の幻想は崩壊し、黄金のマスクだけを残して消え去った。
水の迷宮は崩壊し、私は命からがら脱出。 この恐ろしい事件の真相は、今もヴェネツィアの水底に沈んでいる。
✿note読者限定✿:ミミの事件後記(精霊キャラ)

「にゃーん。あんた、また危ない橋渡ってきたね」
この声は……ミミ。あちらの世界の精霊で、私だけに姿を見せる猫型の守護者だ。
薄いクリーム色のふわふわの毛並みに、金と銀が混じった不思議な瞳。 私の霊力が弱っているときだけ、そっと現れて小言を言ってくる。だけど本当は、心配してくれているのだと私は知っている。
「でもまあ、無事だったからヨシ!次はもうちょっと楽な依頼にしようよ、うん」
ミミはそう言って、私の膝の上で丸くなる。
「人間って、どうして“美”にあんなに執着するのかねぇ」
私は苦笑しながら、ミミの柔らかい毛を撫でた。
次の事件は、どんな真実が待っているのだろうか――。
次回もお楽しみに。
(この物語はフィクションです。実在の団体・人物とは関係ありません。
動画版はこちら:[https://youtu.be/0A9-jE23Zrc?si=3o1BPOa_KvHX9VT8、]
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