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砂場で見つけた、小さな芽

こんにちは。ライター&広報PRの岩田紫苑です。

春休みに、ひとつ嬉しい出来事がありました。

きっかけは、昨年のこと。近所の森で、クヌギやコナラのどんぐりをたくさん拾ったのですが、持ち帰ったものの使い道がわからず、そのままになっていました。

そんなとき、ワークショップでお世話になっている環境再生医の箕輪さんから、「一晩水につけて、どんぐりポットを作ってみたら、発芽するかもしれないよ」と教えていただきました。

さっそく試してみたものの、時期はすでに12月中旬。
本来は9〜10月頃に採取し、乾燥に気をつけながら秋のうちに植えるのがよいそうで、少し遅かったようです。

結果は、やはり発芽せず。時期的なものもあり「やっぱり難しいか」と思いながらも、心のどこかで諦めきれずにいました。

そんな中で迎えた春休み。子どもと遊びに行った公園の砂場で、思いがけない出会いがありました。

ふと目に入ったのは、落ち葉のあいだにひっそりと顔を出している、小さな芽。よく見ると、それは発芽しかけたクヌギとコナラのどんぐり!!湿った落ち葉に守られながら、静かに、でも確かに目を出していて、思わず胸が高鳴りました。

「これはもしかして…」
そっと手に取り、自宅へ持ち帰り、植木鉢に植えました。

それから約2週間後。黄緑色の細い芽が、ひょろっと顔を出してくれました。その姿を見たとき、じんわりと嬉しさが込み上げてきました。

実は、私には小さな夢があります。それは、近所の森に、自分で育てたクヌギやコナラの苗を植えること。

今回の出来事で、その夢にまた一歩近づいた気がしています。

というのも、私は切り花を長持ちさせることは得意なのですが、土から植物を育てるのは少し苦手で…。つい愛情と水をかけすぎてしまい、根腐れさせてしまうことも少なくありません。だからこそ、この小さな発芽は、私にとって特別な意味を持つものでした。

自然の中で、静かに芽吹いた命と、たまたま出会えたこと。
そしてそれを、自分の手でつなぐことができたこと。

この小さな芽を大切に育てながら…
次は、もう少し大きくなった姿をお届けできるように。

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