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シンガポールの雷、年176日。見つけた避雷針が心細すぎて、涙。

みなさんこんにちは、Amashiroです。

日本が春に向かって暖かくなっていく頃、シンガポールの暑さは本気を出してきます。
そして、ゴロゴロと雷様がやってくる頻度も増えるので、雷苦手な私にとっては心臓が落ち着かないシーズン到来です。


シンガポールの雷事情

シンガポールは世界有数の「雷大国」。

年間176日雷が発生していて、約2日に1回はピカピカゴロゴロしています。

住んでいる身としては、いやそこまでないけどな、と感じますが、1週間毎日雷がある時や、場所によっては雷を回避している場合もあるので納得です。
ちなみに日本の年間雷雨日数が20〜60日程度なので、その多さがよくわかります。

急に始まるバケツをひっくり返したような豪雨と轟音と、空から黄猿(ONE PIECE)がビームを撃っているのかと思うほどの勢い(エネルではなくあえてのボルサリーノ)。

元々雷が得意ではなく、シンガポールに来てからは規模と頻度が違いすぎてびっくりしました。


バス停でふと気づいたこと

そんなある日、バスに乗っていてふと気づいたことがあります。
バス停の屋根の端に、金属製の細い棒がチョンとツノのように立っているのを発見したんです。「あれ、もしかして避雷針?」と思って調べたら、やっぱりそうでした。

バス2階席から見えます

あまりにもシンプルな見た目で、「これで大丈夫か?」と思いましたが、一旦よしとしましょう。

ちなみに避雷針の仕組みは、先端の尖った金属棒が雷を引き寄せ、電流を地面に逃がすことで建物への被害を防ぐというもの。
「避雷」と書きますが、実態は雷を「避ける」のではなく「呼び込んで受け流す」装置です。

HDBや高層ビルとなればもう少しちゃんとした避雷システムがあるそうです。

ただ、年間168日も雷雨があれば、避雷針も取りこぼすことが多々ありまして、過去にはマーライオンやHDBの窓を直撃したことがあります、怖。


これで発電できないの?と思った

「シンガポール、こんなに雷が多いんだから、避雷針で電気を集めて蓄電したらすごいエネルギーになるのでは?」と素朴に思い、少し調べてみました。

雷1回のエネルギーは電球90億個分に相当し、一般家庭なら約50日分の電力になるそうで、めちゃいい発電源!と思いました。

でも現実はなかなか難しいそうで、理由は主に2つあります。

① いつどこに落ちるか予測不能

落雷は場所も時間も読めないため、効率的に集めることができません。
実際に待ち構えるとなると、広い範囲に無数の発電装置つき避雷針を立る必要があり、インフラコストも膨れ上がります。

② 放電が一瞬すぎる

落雷はおよそ1/1000秒の間に電気を放電します。この瞬間的な超高電圧・大電流を既存の蓄電池で直接受け止めることは現在の技術では難しいそう。

研究が進んでいないわけではなく、ドローンを空に飛ばして落雷を誘導し、エネルギーを圧縮空気に変換して蓄えるという方法でNTTの研究機関が実験を進めているそうです。
実用化したら真っ先にシンガポールにきてほしい。


さいごに

バス停のツノみたいな金属棒ひとつから、ここまで話が広がるとは、なんとも面白いひとときでした。

雷が怖いのは変わりませんが、将来怯えずにに済む希望が見えたので、頑張って戦っていこうと思います笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Amashiro

出典:
シンガポール雷データ

NTT避雷ドローン


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Amashiro|シンガポール在住 ここまで読んでくださり感謝です!チップは執筆の大きな励みになります。応援いただけたら、週末にもう1本特別記事を投稿させていただきます✨