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【読書録】黒猫の小夜曲

知念実希人さんの死神シリーズの第二弾「黒猫の小夜曲」。

黒猫の「クロ」登場し猫ならではの視点や能力で事件を解決し、魂の地縛霊化を防ぎます!

事件を解決するために猫集会を開いている場面は可愛らしく、文字から目を離せないほど面白かったです。

さらに前作のレオも予想外なところで、クロのピンチを救うために登場します。



黒猫の姿で地上に降臨した日、不運にもカラスの大群に襲われ右も左も分からないクロは必死で逃げ回るはめになります。

初日から命からがら全力疾走で逃げ回りもうダメかと諦めかけたとき、偶然にもさまよっていた浮遊霊に助けられたのです。

この浮遊霊クロを助けた代わりにとんでもないことを要求してきます。

それは、病院で眠る意識不明の患者に憑依して肉体を借りること。

コンプライアンス的にどうなのか・・・と一瞬ためらったクロだったが、「成仏出来ていない魂のところまで案内してくれる」という甘い誘いに好奇心が刺激されたクロは承諾することに。

なんとか、女の子の身体を借りることができた浮遊霊。
借りている身体が暮らしていた家で、クロと一緒に暮らし始めます。



一緒に暮らすようになったお家、女の子の肉体、未練を持った浮遊霊。すべてが事件に関わっている事に衝撃を受けました。

まさかの相手に殺されてしまいそうになるところを助けてくれるレオにも注目です。

レオとクロの友情シーンは、いつも互いに毒舌を言い合って仲が悪いと思わせながらも、困っていれば助けに行きたいという気持ち伝わってきて胸が熱くなりました。

事件に関わっていた人物が予想もしていなかった人物だったので衝撃を受けてしまいましたが、混乱しながらも女の子と一緒に事件を解決していきます。

人の温かさを知らないで地上に降りたクロでしたが、事件を解決しながら人間の温かさについて知り、かけがえのない友達の大切さについて学んだんだと思います。

私もこれから出会うたくさんの人々に対し、クロが学んだ優しさという温もりを分け与えていきたいです。




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