【第二幕】スーパーマーケットへの歩き方|監修 しろうみがめ 【しろうみがめ劇場】
はじめに
皆様ごきげんよう、しろうみがめです。
今回はスーパーマーケットへの、
しろうみがめ流歩き方をご紹介したいと思います。
精神的準備
まず、冷蔵庫の中を確認します 。
これで、一食が作れますか。
野菜はだいたい何かの端切れは残ってますが、
大抵タンパク質が足りません。
あのメインとかいう、肉とか魚とかいう面倒くさいヤツです。
なぜタンパク質は日持ちしないのか、
なぜ自分は冷凍ストックが苦手なのか、
なぜ冷凍ストックしても翌日には解凍して使ってしまうのか。
それなのになぜ冷凍庫はパンパンなのか。
一体私の冷凍庫に何が入っているのか。
なぜ冷凍庫のドアは引っかかって閉まりにくいのか。
そんなことを今さら悔やんでも、仕方ないのです。
いっそ日持ちのする卵とちくわだけをメインに据えてやろうか、
という誘惑に駆られます。
「給食のメインが、ちくわの磯辺揚げだけだった」と悲しげに話してた子どもの顔が浮かび、思いとどまります。
成長期にはタンパク質が必要なのです。
そんなことはわかってるんです。
誰か3日に1回、タンパク質を我が家に運んできてくれ、と叫んだところで、
言葉は虚しく響き渡るだけです。
今日の昼食は霞にしない?
一応家族に尋ねてみます。
誰もウンとはいいません。
そこに優しさはないのです。
覚悟を決めましょう。
今日こそスーパーに行かねばならぬ。
行き先の選定
どこのスーパーに行くか考えましょう。
それぞれのスーパーに得意分野があります。
ここは肉、 ここは魚、新鮮な野菜ならここ。
ここの自家製つくねは美味しいし、
ここの豚肉の薄切りは程よい薄さ。
ここの塩鮭はいい塩梅。
となると、メニューを考えてから、
スーパーに行かねばいけないのです。
早速立ちはだかる巨大な壁に、
心が折れそうになります。
メニュー以外にも、行き先を左右する事項があります。
しろうみがめはスーパーにも飽きますので、
毎回同じスーパーになど行きたくないのです。
会計の際にもらう、次回に使用できるクーポンも、ほぼ日の目を見ず捨てられます。
次は違うとこ行くからね。
行く間隔もできるだけ伸ばすからね。
クーポンごときに、しろうみがめの行動を制することは不可能なのです。
ついでにメニューにも飽きます。
気に入るとそればかり作ってしまうからです。
一時はビビンバばっか作ってたな。
インドカレーにハマったときは不評だったな。
鰹のたたきは、もうそろそろいい加減にしてくれと言われたっけ。
そして何より一番飽きてるのは、
自分の作るご飯です。
だからどのメニューにも、
ときめかないのです。
ああ、シェフが欲しい。
とびっきり手の込んだフレンチのコースや、
とびっきり手の込んだ割烹料理を作ってくれる、
シェフが欲しい。
私には絶対作れないような、
じっくり時間をかけた、
こだわりにこだわった繊細な料理を、
毎日食べて生きていきたい。
海原雄山になりたい。
まあ、なんとなく行き先を決めます。
物理的準備
ここまで気持ちを盛り上げたのだから、もう立ち止まってはいけません。
いかに迅速に服を着替え、
いかに迅速に身だしなみを整え、
いかに早く家を出るか。
勢いを止めるな。
ここで、
あら洗濯物干すの忘れてたわ 、とか
ちょっと寒い気がするからこたつに一瞬入っとくか、
なんて考えてしまったらもう終わりです。
昼食はカップラーメン一択コースです。
頑張れ。
負けるな。
何があっても行かねばならぬ。
自分を奮い立たせて、ドアを開けるのです。
ホントは、スーパーの中で、
ごちゃごちゃ考えながら、買い物をしていることを書こうと思ったのです。
でも書いてみたら、
スーパーに行くまでのことが、
一番大変なのかもしれません。
全国の主婦と主夫にリスペクトを込めて
しろうみがめ
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【第三幕】 一度ちゃんと話しておく必要があります、トースターと
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