(HWM#8)最近読んで、とってもよかったなぁと思う本は?『失敗の科学』(ハッピーライティングマラソン#8)
『失敗の科学』マシュー・サイド著 有枝春訳
「失敗したことからいかにして学ぶか」という実例が、「失敗から学ばない」実例と対比して描かれていて興味深かった。航空業界ので失敗から学ぶ姿勢は、他の業界、例えば医療の世界、と比べと非常に優秀だということも良く分かる。
業界全体が、失敗という事実から学べる1つの事象を複数のデータとして蓄積して分析することで、その後の航空輸送の安全につながることを分かっているだけでなく、非常に価値視していることがわかる。
そんな航空業界だが、責任追及や失敗への糾弾が他業界から行われることによって、航空業界内部の人でさえも、その追求と弾糾に抗えなくなってしまったケースもあったことが伺える。結果、人の命までが犠牲になった例が、航空業界内にもあったことなども読み取れる。
事故を起こしたくて起こした人はいない。パイロットも医者も、そして私も。「責任の所在」という言葉の炎を、一点にのみ向けて集中砲火する人もいるようだが、その責任の所在は、システムにも環境にも、本人にも、周囲の人にも、まるでピザの一切れ一切れのように、分け与えられているものだと、確信を得た一冊だった。
もし敢えて責任論を語るのなら、One・for・All の「One」対して、「All のためになっていない」と攻め立て、批判し、孤独にさせるのではなく、All・for・One の「All」が、その「One」を保護する責任もあることを忘れてはならないのだろう、と、思う。
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かき氷用の氷を故郷からお取り寄せしようかな、、、って思ってます!