みんなのちっちゃい夢が、うっかり動き出す場所をつくりたい
8月1日から、「しょぼいクラファンを100個立ち上げる」というクラウドファンディングを始めます。

目標10万円以下の小さなクラファンを、みんなで100個立ち上げていく企画です。
一緒にやるのは、シェア飲食店・ビッグウェーブ東向島などを運営するモテアソブのカズキタさん。
私にとっては、初めて自分でやるクラファン。
どんな思いでこの企画を始めるのか、公開の前に書き留めておこうと思います。
クラファンに、「居場所をつくる」を見つけた
「居場所」これは5年以上前から、私がずっと持ち続けてきたテーマで向き合ってきました。
CAMPFIREに入ったのも、その延長でした。
最初のカジュアル面談で「居場所をつくる人になりたい」と伝えたら、「家入さん(CAMPFIREの創業者)とおんなじ!」と言われて、クラファンは確かに居場所を感じると思うようになりました。
クラファンは、自分のやりたいことを言葉にすると、そこにお金と仲間が集まってくる仕組みです。
それまで転職エージェントで働いていたのですが、はたらく場所を紹介するより、もっと根っこのところから居場所がつくれる気がした。
それでCAMPFIREに入りました。
仕事として選んだけれど、自分の中ではずっと、人生のテーマと地続き。
「仕事だからやる」というより、あってほしい世界をつくるために仕事をしていた気がします。
ずっと「1人でも多く」挑戦が生まれる仕組みをつくっていた
CAMPFIREの当時のミッションは「1人でも多く、1円でも多く、思いとお金が巡る世界をつくる」。私が惹かれていたのは、「1人でも多く」の方でした。
CAMPFIREでは3年間、クラファンをやりたい人が立ち上げやすく、お金と仲間を集めやすくする仕事をしていました。
クラファンページの入稿・管理画面のユーザー体験を改善するプロダクトマネージャーから始まって、事業開発、マーケティングと役割が変わっていって、「職種としては一番何やってるかわからない人」と言われていたのですが、やっていたことの真ん中はいつも「起案者を1人でも多く増やす」でした。
作成から公開までの業務オペレーションを見直す。
もっと気軽に、でも失敗のパターンは踏まないように、起案者向けのメディアをつくる。
CAMPFIREパートナーのみなさんと連携して、起案者向けのイベントをやる。
小さな挑戦を支えるには、人の手がかかります。
だからこそ、プロダクトや、業務の仕組みや、パートナーの力を借りる。
私がやっていたことは、ぜんぶ「1人でも多く」のための仕組みづくりでした。
背中を押されて、挑戦する側に回れた
そんなふうに、私はずっと、人の挑戦を支える側にいました。自分が何かをやりたい・自分のアイデアを実現したい、というタイプでは、もともとありません。
それは、2年前にCAMPFIREを卒業したときのnoteにも書いていました。
自分自身が中心となって特定の場所・特定のイシューを持って立ち上げる側にまわりたいかというと、しっくりきませんでした。
自分が主役になって何かを立ち上げるのは、しっくりこない。支えるほうが好き。当時の私は、そう書いていました。
そして、その感覚は今も変わっていません。今年シクミタテという会社を立ち上げて、CAMPFIREのパートナーになったのも、その延長でした。
もっと多くの人が気軽にクラファンで挑戦できるように、それを手伝いたかったのです。
では、なんで今回クラファンを立ち上げることになったのか。
それはカズキタさんのおかげです。
カズキタさんとは、CAMPFIREにいた頃からずっと一緒に仕事をしてきました。
私が会社を立ち上げて最初に取り組んだクラファンの仕事もカズキタさんと一緒です。
「クラファンがもっとライトになって、みんながやりたいことをやっちゃう、ちっちゃい挑戦がたくさんある世界っていいよね」——そんな話を、ずっとしてきました。
CAMPFIREのパートナーになった話や、これからやりたいことを話している流れで、カズキタさんが言いました。
その"みんなが気軽に挑戦できる場をつくりたい"って思いそのものを、クラファンにしちゃえばいいじゃん。しょぼいクラファン100、一緒にやろうよ。
——なるほど、と思いました。
「みんなを支えたい」という、その思いそのものを、クラファンにしてしまえばいい。
支えたいという気持ちを、そのまま自分の挑戦として立ち上げればいい。
気づいたら、めちゃくちゃわくわくしていました。
自分が主役になるのはしっくりこない、と書いていたはずの私が、いつのまにか「やってみちゃおうかな」になっていた。
でもそれは主役になったからじゃない。支えたい気持ちを、はじめて自分の名前で掲げてみようと思えたからでした。
誰かが背中を押してくれて、乗ってくれる人がいると、うっかり一歩を踏んじゃう。
これがコミュニティの力・仲間の力なんだと思います。
重なり合いの中から、やりたいが立ち上がる
しかも、こういうことが起きたのは、「しょぼクラを100立ち上げる」だけじゃありませんでした。
私自身がやろうとしているしょぼいクラファンの企画「変な人コレクションというPodcastを立ち上げる」も、まさに関わりの中から生まれました。
通っているビッグウェーブという場所に、たまたまラジオの機材があって。
音声配信番組の企画・構成を組み立てられる人がいて。
「ちょっと機材で遊んでみる会やろうよ」と誘われて。
自分の声を褒めてくれる人がいて。
会社もつくったし、自分の思いも発信したいし——。
そういうものが掛け合わさって、気づいたら「Podcast、やってみちゃおうかな」になっていました。
支える側だったはずの私が、気づけば2つも、自分の挑戦を立ち上げようとしている。
誰かの一言や、たまたまそこにある環境に押されて、やりたいのほうから動き出してくる。
まわりと関わっているうちに、いつのまにか挑戦する側に、どんどんなっていくんです。
これは私にとって、居場所そのものの実感でもあって、すごく幸せなことだなと感じています。
一人で「よし、やろう」と決めるんじゃない。
しかも、立ち上げた人が次の人を応援して、また新しい挑戦が生まれていく。
だから私は、このコミュニティの力をもっと使って、みんなのやりたいを気軽に実現できる世界をつくりたい。
それも、1回だけのお祭りじゃなくて、そういう挑戦が継続的に生まれ続ける場所を。
しょぼいクラファン100、はじめます
あらためて、しょぼいクラファン100は、目標10万円以下の"しょぼいクラファン"を、みんなで100個立ち上げていく企画です。
大きな夢じゃなくて、目の前のちっちゃい夢でいい。
10万円以下だから、「こんなことでクラファンやっていいのかな」というくらいの小さな挑戦こそ大歓迎です。
やり方はシンプルで、オープンチャットとブレスト会で、企画を一緒に練って、立ち上げて、立ち上げた人が次の人を応援する。
その輪の中から、小さいクラファンを100個生んでいきます。
クラファンは8月1日に公開します。
そして同じ8月1日から、ビッグウェーブ東向島でみんなでクラファンを作ってみる「しょぼクラブレスト会」も定期開催します。
第1期:8月1日(土)11:00〜13:00(モテアソブ創業祭のなかで)
第2期:8月22日(金)15:00〜17:00
第3期:9月13日(土)15:00〜17:00
第4期:9月27日(土)15:00〜17:00(オンライン・Zoom)
場所はビッグウェーブ東向島(東京都墨田区)。オンライン回はZoomを使います。
以降も定期的に開催予定です。
企画の詳細・リターンのことは、クラファンページで読んでもらえたらうれしいです。
事前にはじめているしょぼいクラファンのオープンチャットでは、毎日みんなの「やりたい!」が投稿されています。

軽率にはじめてみませんか
大きな決意なんていらなくて、まわりに乗ってくれる人がいれば、人はうっかり動き出せる。私が、まさにそうだったように。
あなたのちっちゃい夢も、よかったら聞かせてください。
まずは、クラファンページの「お気に入り登録」をしてもらえたらうれしいです。公開のときに、お知らせが届きます。

そしてあなたもクラファンをやりましょう。
8月以降のイベントで一緒にしょぼいクラファンをやっちゃいましょう。
