#140字小説『君を外では細君と呼んでも』/指定文字:細/#春の星々140字小説コンテスト応募作
2024年4月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します
『君を外では細君と呼んでも』
クルーズ客船の宣伝番組に目を輝かせる妻にきまりが悪くなり、散歩に出かける。定年まで零細企業に勤め上げた退職金は雀の涙だった。恥を忍んで和菓子屋で一つだけ土産に買ってきた饅頭を「食が細くなったから半分こが丁度いいわ」と目を細め差し出す君と来世でも添い遂げたい…なんて、口に出せぬが。
※「#春の星々140字小説コンテスト」
春の文字:「細」に応募させていただいた140字小説です。
クルーズ客船の宣伝番組に目を輝かせる妻にきまりが悪くなり、散歩に出かける。定年まで零細企業に勤め上げた退職金は雀の涙だった。恥を忍んで和菓子屋で一つだけ土産に買ってきた饅頭を「食が細くなったから半分こが丁度いいわ」と目を細め差し出す君と来世でも添い遂げたい…なんて、口に出せぬが。
— 想田翠 (@shitatamerusoda) April 25, 2024
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前回の応募作をまとめた記事をご覧ください。↓
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「あなたが紡ぐ文章にも幾許かの価値はあるよ」と認めてもらえた気がして……飛び上がって喜ぶと思います!
創作活動の励みになるかな。知らんけど。
(知らんのかーい! ……ふざけてません。想像がついていないのです。)