#140字小説 #2月の星々 への投稿作品/5作品まとめ記事
◆hoshiboshi ( https://note.com/hoshi_boshi )さんは
月ごとに定められた文字を使った140字小説コンテストを主催しています。
月初め~末日にTwitterのハッシュタグとリツート機能を用いて
1人につき月5作応募可能です。
※詳しくは
をご覧ください。
#2月の星々 2月の文字は「分」です。
私も5作応募させていただきました。
#2月の星々 に投稿した作品をまとめて紹介します。
※作品の解説は時間を経てからいずれするかもしれませんが……
まず先入観などを持たずに読んでいただきたいので、あえて書きません。
※改行などはTwitter投稿時から編集しています。
結婚する前、貴方はよく手紙をくれた。
書き損じが多い貴方はボールペンが苦手で、小学生みたいに鉛筆で。
消しゴムでできた皺に思考の跡が残されていて、好きだった。
今は電子メールで、手紙というより連絡事項。
味気なく…感じないかな。
何日の何時何分に貴方の頭の中に私が居た証拠みたいで、好き。
女性は分類好きで整理整頓が得意な人が多い。
「同じ区分でまとめて、ラベルを貼っておけば安心」
日用品は手前に。使用頻度は低いが、ブランド品は捨てずにとっておく。
独身か既婚か、子持ちか子無しか、専業主婦か兼業主婦か…価値観を細分化。
ラベルだけに捉われていると中身を見落としますよ。
教室には見えない境界線があって図書館の棚のように分類されている。
話題の本やベストセラーは目立つ所。専門書はコアな需要がある。
凡庸な本は意識的に目を向けなければ目にも入らない。
閉架と同じようなもの。
「宿題のノート写す人~?」
取引を持ちかけなくてもインサイダーになれたらいいのに。
「兄妹分け隔てなく平等に愛してきたわ」
誇らしげな顔に嫌悪感が蘇る。
皿洗いや洗濯物をたたむお手伝いは私だけ。
兄はただ勉強をしていれば褒められた。
ジェンダー概念がない昭和世代の無自覚な性差別に傷ついてきた。
でも「お母さんのようになりたくないから」という
呪いの言葉を私は吐かない。
「分けてあげる」
小さなクッキーさえ割って差し出してくれた。
でも…肝心なものは分けてくれなかった。
白い天井を見つめ続けた虚無感も唾さえ飲み込めない絶望感も…全部全部、白い紙ではなく僕が受け止めてあげたかった。
半分真っ白なままの日記を抱えて君との日々を誰にも分けずに生きていく。
以上の5作品です。
他のみなさんの作品も素敵なのでhoshiboshi (https://note.com/hoshi_boshi)さんも
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◆#1月の星々 に応募した140字小説5作品をまとめた記事はこちら ↓
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(知らんのかーい! ……ふざけてません。想像がついていないのです。)