えっ?!違うの??

この年齢になるまで、今の今まで信じて疑うことがなかった。

多かれ少なかれ、きっと誰にでもあるだろう。

「アメダス」ってありますよね。地域気象観測システム。
Automated Meteorological Data Acquisition の略(AMeDAS)
らしいんですが。
子どものころから天気予報を見ると必ず耳にしていたアメダス。
「アメダスによると・・」「アメダスのデータでは・・」と気象予報士が口にしない日はない。
(気象予報する際の基礎データになるから、しかもリアルタイムだから当たり前なんですが)

その「アメダス」。そのネーミング。
私、デカパン先生が言い出したのだとず――っと思っていたんです。
あの、デカパン先生です。
あの方、語尾に「〇〇ダスよ、、」って言いますでしょ?!
気象予報士が「アメダス」と言おうものなら、あのデカパン先生の声になって私の耳に届いていました。

「ホエホエ」が口癖ののんびりで やさしいおじさん。自慢のでっかいパンツには、 トンカチ、のこぎり、カンきり、サイフから 生きたネコまで入っている。 
NeoApoアニメ・ゲームデータベースより

「デカパン先生、あんな感じだけど実はすごい人なんだ!」
って、ずっと思っていたんです。
デカパン先生がどこかで「今日はアメダスよ」みたいなことを言い出したのがきっかけだと信じて疑わなかったのです。
それが徐々に浸透していったのだと。
凄まじい勘違いを何年もしていました。
事実を知ったのは、中学生の化学の授業の時。
その衝撃とともに、これまでの自分に心の中で「んなわけねーだろ!!」と突っ込みを入れ続けていたのを覚えています。

急にこんなことを思い出すきっかけになったのが、
先日、いつも楽しく拝読しているWEBマガジン「街角クリエイティブ」からの投稿でした。

ライターである投稿者が勤めている会社社長が「薄力粉(ハクリキコ)」を「ハクリョク粉」と、50歳過ぎるまでそう呼んでいた(思っていた)・・といった内容。
周囲に訂正されるも、「ハクリョク粉の方が迫力あるやん」と。
以降は察しがつくが、あえて言うと「中力粉(チュウリキコ)」は「チュウリョク粉」
「強力粉(キョウリキコ)」はさらにパワーアップして「ゴウリキ粉」!!

薄力粉が持つ、ソフトな弾力性と軽い食感が売りの性質をも「迫力さ」と掛け合わせていたんだから、これまで疑うといった視点がなかったのは無理もない。社長さんが、何をもって「ハクリョク」を指したかはわからないが、もし、薄力粉が強い弾力を伴う特徴を持っていたら「ハクリョク粉」はあり得るネーミングだったろう。

この社長さんは大阪出身。広告会社でコピーライター、CMプランナーとして長年活躍され、WEBマガジンの運営、著書の出版、ライター講座の講師を務めている。書ききれない程の幅広い分野で話し、書き、伝えることで多くの人を魅了している。ライターを目指したばかりの私にとって、憧れであり雲の上のような方であるのだ。
「そんな方でも・・」と、この投稿から社長さんの益々の魅力を感じた。

同時に、今こうしている私自身の中で信じ切っている何かが、
「ぜんぜん違う」ことがまだまだありそうな気がしてならない。

きっと、、いや、絶対あるだろう。
それが「笑いに」変えられるものであってほしいと願う。





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