私の本が売れた理由は文章力ではありませんでした|「今までにないものを書け」と教えられた日|出版|本を書く|企画力
こんにちは。高取しづかです。
これまで、長いこと本を書いてきました。
「文章がお上手だから、なんですね」
と言われることがあります。
でも、本が読まれた理由は、
文章力ではありません。
これから、本を書きたい!と思っている方の
参考になればと思い少しの間、
私の見てきたこと、
感じていることを書いていきます。

私が最初に出版に関わったのは、36年前。
『子どもと出かける東京遊び場ガイド』
子育てネット著(1993年・丸善メイツ出版)でした。
世の中で初めて、ママたちが作った
「親子で楽しめる遊び場」を紹介した本です。
ありがたいことに、
この本はすぐに40万部を超える大ヒット。
続いて出版した神奈川版も多くの方に
読んでいただきました。
当時、遊び場に行くと、
私たちの本を片手に歩いている親子を大勢見かけました。
自分たちが作った本が、
実際に親子の役に立っている!!
その光景は今でも忘れられません。
またこの本をきっかけに、
公共施設のトイレや飲食店が変わるなど
子育て環境に影響を与えました。
「今までにないものを作らなきゃ、
意味がないじゃない」
この本を企画した「子育てネット」の主宰者Tさんは、
一流の編集者。編集センスだけでなく、
仕事の仕方も教えていただきました。
ある日、Tさんから言われたことばがあります。
「高取さんの文章はまとまってる。
でも、それじゃだけじゃダメだよ」
私は驚きました。
取材記者をしていたので、
ほめられると思っていたからです。
すると、Tさんは続けました。
「時代に合った、
今までにないものを作らなきゃ、意味がないじゃない」
Tさんのことばは、今でも私の中に残っています。
それ以来、今あるものを超える
「何か」ができないか
を考えるようになりました。
「コミュニケーション」「自立スキル」
「自己肯定感」が注目される
その後、米国に暮らし、
そこでの見聞から出版した
『親子で育てる じぶん表現力』(2002年主婦の友社)
を皮切りに、次々に本を世に送り出してきました。
『親子で育てる じぶん表現力』は
当時としては珍しかった
「コミュニケーション」をテーマに
家庭向けにトレーニング法を書いた本でした。
発売後、1週間で増刷が決まり、
10万部を超えるヒットになりました。
また、
『イラスト版気持ちの伝え方 コミュニケーションに自信がつく44のトレーニング』(2007年合同出版)は
今でも売れ続けているロングセラー。
『子どもが変わる「じぶんルール」の育て方
(お片付け・時間・お金3部作)』(2008年合同出版)は、
ビジネススキルを、
成長に合わせて家庭で身につけて!
という新規性が注目されて、大きな反響がありました。

地の塩になったことが喜びに
今では、教育専門家や出版社が同じようなことを語っています。
最初は悔しかったこともありました。
でも、考えてみれば当たり前です。
本当に必要な考え方なら、
誰かが広げていくものだから。
子どもたちのためになる考え方が
広がったのなら、それでいい。
地の塩のように社会に溶け込み、
当たり前になったのなら、
それもまた創り手の喜びです🥰
そして、
最近になって気づいたことがあります。
私は「使命感」で本を書いてきたと
思っていたけど本当は、
創ることが好きなのだ!
と。
本を書くこと。
ことばキャンプを創ること。
講座を創ること。
料理を作ること。
ときには洋服を作ることも。
0→1を創っていくこと。
その時間が好きだったのだと思います。
だから私は今も、
新しい企画を考えるとワクワクします♪
「今までにないものを作らなきゃ、
意味がないじゃない」
子育てネットのTさんのことばを
思い出しながら。
記無料プレゼントでは、
思春期の子どものトリセツとママタイプ診断で、
自分のタイプを知りながら
どうやって接していけばいいか
が具体的に分かります。
是非受け取ってお役立てください。
