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【ザキヤマ × ふじね 対談】そのコミュニティは誰のため?持続可能なコミュニティを考えよう

はじめに

袋井エリアの事業者が集まり、事業のリアルな悩みをみんなで考えるサロン型ワークショップ「マーケなキクハナス」

7/17(金)『そのコミュニティは誰のため?持続可能なコミュニティを考えよう』というテーマでイベントが開催され、ザキヤマも参加してきました。

当日の様子を振り返って、主宰のふじねさんとの対談形式で「メンバーが自走するコミュニティの作り方」や「チャットの既読スルー問題」などについてまとめました。
コミュニティ運営に悩む方へ、現場のリアルをお届けします。


優先順位は1番じゃなくていい。「4番目の席」を用意する優しさ

ザキヤマ: 「マーケなキクハナス」って、本当に毎回おもしろい着地点に話が落ちていきますよね。こないだも、お料理代行の事業をやっている方が『ターゲットはお母さんだと思ってたけど、実は違うかも?』って視野が広がったと聞きました。1人で考えていると視野が狭くなっちゃうから、みんなの知恵を借りて思いもよらない方向に展開していくのは、まさにこのコミュニティの強みですね。

ふじね: そう言っていただけると嬉しいです!今回も、持ち込まれたテーマから意外な方向に話が広がって面白かったですよね。ただ、会場の皆さんの話を聞いていると、コミュニティが活発になればなるほど、メンバー間の『熱量の差』や『目的のズレ』に悩む運営者の方って多いなと感じました。

ザキヤマ: ああ、それこそ永遠のテーマですよね。僕の「静岡マーケティングサロン」はビジネス目的の集まりですけど、メンバーは他にも商工会議所や青年会議所(JC)、あるいはBNIや守成クラブ、倫理法人会など、他のビジネスコミュニティに関わっている人も多い。そうなると、当然みんなの中でコミュニティの優先順位が変わってくるんですよ。

ふじね: 確かに。本業や自分の会社が一番忙しい人もいれば、家庭やプライベートが第一の人もいますよね。

ザキヤマ: そうそう。だから僕が意識しているのは、メンバーの中でマーケサロンの優先順位を無理やり1番に上げようとしないこと。 もしその人にとってうちが『4番目の優先順位』なら、4番目なりに居心地がいい最適な設計をしてあげるんです。最近イベントに来られていない人に『絶対合うと思うから来なよ!』って無理に引っ張り出さない。出られる時にふらっと出てくればいいじゃん、という『ゆるさ』を残しておくのが、結果的にコミュニティを長続きさせる秘訣ですね。


チャットの「既読スルー」に病まないための、1対1メンション術

ふじね: 運営側に立つと、LINEオープンチャットやグループチャットでの『既読スルー』って地味にツラくないですか? イベント予告しても、全く反応がないときとか。

ザキヤマ: コミュニティ運営あるあるですね(笑)

ふじね: ですよね(笑)。今回のキクハナスでも、コミュニケーションを深めるためにリアルな交流会を増やしたら、時間的・金銭的コストがかかりすぎて破綻しかけた……なんてお話がありましたね。

ザキヤマ: リアルは深まるけど、コストが持たないですよね。僕なら、全体グループで反応がない時は「1対1の個別メッセージ」に切り替えます。あと、全体に投げる時もちゃんと特定の相手に『メンション』を飛ばす。『あなたに言ってますよ』と明確にするだけで、返信率は劇的に上がります。

ふじね: 参加者のなかには、グループ全体への発言に心理的ハードルがある方もいらっしゃるようですね。『間違ったことを発言してしまったらどうしよう』って。

ザキヤマ: まさに。そういう人って、個別で話すとものすごいエネルギーや良いアイデアを持っていたりするんですよ。だから、最初の段階で『なぜこのコミュニティに参加したのか』という動機(成長したい、楽しみたい、友達が欲しいなど、理由は様々)を丁寧に聞いておいて、その人が発言しやすいパスを個別に投げてあげるのがいいなと思います。


 役割が人を輝かせる

ふじね: 『個別にパスを出す』という意味では、役割を与えることもすごく有効だなと今回のイベントで実感しました。とあるコミュニティの事例では、1年目は主宰者の指示をみんなが聞くだけの受け身な組織だったのが、イベントを開催する際に、メンバーそれぞれの得意分野に合わせて役割をガッツリ割り振ってみたそうなんです。

ザキヤマ: ほう、どうなりました?

ふじね: そしたら、今まで見えていなかっただけで、みんな生き生きと自主的に動き出して! 役割を与えられた途端に、才能が大爆発したそうなんです!

ザキヤマ: 素晴らしい! 人って役割を与えられると自走し始めるんですよね。ただ、その役割をずっと固定しちゃうと、今度はメンバーが疲弊していく。地域コミュニティやPTAの運営でもよくある話ですけど。

ふじね: ああ、役員をやっている期間だけ猛烈に頑張って、任期が終わったら燃え尽きてパタリと来なくなっちゃうパターンですね。

ザキヤマ: そうそう。でも僕は、それはそれで良いと思っていて。役職についている期間は責任感もあるし、一時的にエネルギーを『前借り』してブーストしている状態なんですよ。だから、任期が終わったら一旦しっかり休ませてあげる。そしてまたやりたくなったら戻ってこれるような、薄く繋がれる仕組みを作っておく。この「ブースト&休息」の循環システムが作れれば、組織は自然と自走し始めます。


熱量を呼び込むスモールコミュニティの育て方

ふじね: ガチガチのビジネス組織じゃなくて、もっと個人の『好き』や『趣味の熱量』から始まるスモールコミュニティの動かし方もおもしろいですよね。座談会でも、自分の大好きなテーマを語るイベントや企画を自主的に立ち上げている方の話が出たのですが、その熱量が本当に凄まじくて(笑)。

ザキヤマ: 最高ですね! 自分の『好き』を圧倒的な熱量で語っている人の話って、理屈抜きに聞いてるだけでおもしろいですからね。

ふじね: そうなんです。ただ、そういうエンタメ系やファン活動に近いスモールコミュニティをやろうとすると、『著作権の壁』とか『二次利用の規約の壁』にぶつかるんですよね。「動画や写真、音楽などの素材をどこまで使っていいのか分からなくて、心が折れて運営を諦めてしまった」という切実な悩みもありました。

ザキヤマ: 確かに、コミュニティ作りに真剣な人ほどそこで悩んで一歩目が踏み出せなくなっちゃう。でも、今の時代はプラットフォーム側で公式に共有可能な仕組みがあったり、ガイドラインが用意されているケースも多いです。なんなら、個人で活動されているクリエイターさんなら『SNSで直接、活動の目的と熱意を伝えて許可を取りにいく』というのも手ですよ。意外と快く応援してくれるケースもあります。

ふじね: なるほど! ルールや境界線をしっかり調べつつ、誠意を持って直接アプローチしてみるのも大事なんですね。

ザキヤマ: そうそう。最初から大掛かりで完璧なビジネスにしようとせず、まずは1人の情報発信から始めたり、身内のファンミーティング的な小さな集まりからスタートして、少しずつファンを増やしていく。そこで『この指とまれ』で集まってきた熱い仲間と一緒にイベントの形にしていくのが、一番無理なく周囲に熱量を伝播させる方法なんじゃないかなと思います。


まとめ

対談を通じて見えてきたのは、コミュニティとは「管理し、強制する場所」ではなく、「個人の熱量が自然と溢れ出るための器」であるべきだということです。

メンバーに無理やり1番の熱量を求めず、それぞれの優先順位のスタンスを尊重する。その上で、ここぞという時には「役割」という光を当てて個人のパワーをブーストさせ、疲れたら快く休息させる。

僕たちが目指すこれからのコミュニティは、ガチガチに統制された組織ではなく、そんな「余白」と「循環」が心地よく共存する場所なのかもしれませんね。


登場人物紹介

ザキヤマ

静岡マーケティングサロン主宰
静岡市を中心に、地方のマーケティングの敷居を下げ、誰もが相談しやすい空気づくりでマーケティングのコミュニティを運営。月額制で100名以上のメンバーが在籍。

「静岡マーケティングサロン」ってどんなコミュニティ?|静岡マーケティングサロン #note https://note.com/shizuoka_marke/n/n677352a63332  

ふじね

マーケなキクハナス主宰
袋井市や中東遠地域を拠点に、多様な事業者が繋がり地域の課題を解決するワークショップ形式のコミュニティイベントを主宰。やりたいことがある人のサポートを多角的に展開している。

▼マーケなキクハナスとは? 静岡県袋井市でビジネスを前進させる「ワークショップ型交流会」|マーケなキクハナス
https://note.com/kiku_hanasu/n/n2201ba49dbbf?magazine_key=mcb57d21c4665


今回のこちらの対談記事は、Google MeetとカスタムGemini(Gem)の組み合わせ、GoogleAI(Google Workspace)で作成しています。このような記事を時短で作成できるGoogleAIの勉強会や会社へのAIアシスタント導入支援を提供しています。
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