【ライブの記憶】TaiTan×三宅香帆「流通会議室 presented by 流通空論 いいプロデューサーとは何か?」 2025/05/16
TaiTan氏×三宅香帆氏(以降敬称略)のトークイベントとなった「流通会議室」に行ってきた
面白かったので、雑に感想や考えたことを書き残しておきたい
プロデューサー的な話は、昨日聴いたこれが、結構そうだなと思ったし、今日の話聴いてもそうだなと思った
「プロデューサー」だったり「ディレクター」だったり「編集者」だったり、肩書は色々あるだろうけど、その本質はここにあるよねって思うし、今後より重要性が高まるというのも同意
— やぎしょーご Shogo Yagi (@sho5_midday) May 15, 2025
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「文脈を紡ぐ」ということについて考えさせられる。ただ昔良かったものをそのまま縮小再生産することではなく、新しい文脈を作っていくという意味での「文脈の紡ぎ方」があるはず。そして後者でしか実現できないものがある。
「コンテンツが好きな人は具体を語りたがるが、TaiTanは概念を語るのが、珍しくて面白い」的な三宅評が興味深かった
それはそうなのだが、自分はここでいう"概念"を、"構造"という言葉で考えることが多かった。帰り道で思い出しながら改めて考えてみると、確かに"概念"のほうが重要だなという点で興味深かった
だって、バズとかミームには、"構造"は後付けでしかない。"構造"もあるかもしれないけど重要じゃない。そこで重要なのは"概念"って考えると、確かに"概念"だなと思い直した
この辺の話を聴いていて、「ドリルを売るには穴を売れ」とか「ゴールドラッシュで一番儲かったのはツルハシを売った人」的な話と通ずるよなぁと思っていた。違うかな。でも、やっぱりそういうことなんだと思う。具体だけでなく、その先を見据えて物事を考えられるかどうか、はかなり大きな溝があると感じている
10年代的カルチャーの話は、あまりわからない。ほぼ同年代ではあるものの、本も全く読んでなかったし、音楽も今ほど聴いていなかった"普通"の学生(普通って何だよって感じだけど、普通としかいいようがない。何をしていたのか全く思い出せないほど、多分何もしていなかった)としては、そういう空気感はそこまで感じていなかったのだが、今振り返ってみると、さもありなんという気は、もちろんする。
地味に個人的にクリーンヒットしたのが、TaiTanが偉めの人と会うときは、クリエティブディレクターとみられるよりも、ラッパーとみられたほうがいい的な話をしていたこと。"クリエイティブディレクター"という大層な肩書きから変に色々勘繰られるよりは、ラッパーな表層的なイメージの入り口から入ってもらったほうがやりやすい的な意味と受け取った。
これは最近結構考える、情報の抜き差し的な話だなと思った。時折、AIが生成したものをそのままこっちにもってくんな的な話を見かけるが、質もそうなんだが、量の暴力みたいなことが起きている気がする。
自分の感覚だと、ここ10年は基本情報はオープンであったほうがいい的な思想があったように思う。SlackではDM禁止で基本オープンチャンネルでやりましょう的な。
もちろんそれはそう、なんだが、あまりにも情報量が多くなってきて、情報を出す側がもっと必要な情報を考えようよ的な流れがきているような気がしなくもない
どっかで、チャット禁止にして電話だけにしたら、重要な情報だけが流れるようになった的な話を聴いた気がする(気がするだけかも)のだが、そういうことな気がする
つまり、あまりに情報が増えすぎているので、情報を出す側が、情報量をちゃんとコントロールすることの価値が強まり、それができる人の希少性が増してきているのでは、という仮説
まぁ当たり前な気もするが、何となくそれを思い出す話だったので印象深かった
AIは良かれと思っていくらでも情報出してくれるけど、そういう気遣いとは違ったレイヤーでの気遣いができるひとの重要性。
手土産とかもそうなのかもね。
文脈もあればいいってもんじゃないんだよってことでしょう。
ちなみに一番面白かったのは、会場限定の短時間のアフタートーク。Xにも普通に流れてるから書いちゃうと、今回グッズは終演後は買えないよとアナウンスされていたことをTaiTanは知らなかったようで、序盤からグッズ買っていってくれアピールを結構していた
なんか嫌な予感するなと思っていた
アフタートークにて、その旨をプロデューサーの方がTaiTanに説明したところ、めちゃくちゃ詰められるという。
いやー、ここに今日の本質が詰まっていた気がする
結局大事なのってそういうところなんじゃないかなってこと
面白いもの作ることはもちろん大事なんだけど、それをどう届けるかという話
まさしく「流通」の話
いろんな事情もあるわけだが、地味だけどそういう事情を乗り越えてこそ、商圏は広がっていくと考えれば、まさしくそういうのちゃんとやろうよっていう話だとも思う
今もっとも熱いスタートアップのひとつであるLayerXの社長が、たまに「Distribution is King」と言っている
ほんとそうだと思うんだよな
いろんな物事を考えるにつけ、
— やぎしょーご Shogo Yagi (@sho5_midday) May 8, 2025
結局最も重要(だが、最も面倒で、だから最も金になる)なのは、広義の「ラストワンマイル」領域なのだと思う
どんな話も一般化された内容を自分の目の前まで適用するのは、難しくて、どう最後の一歩を埋めるか?が大事なのだと思う
そういうことを考えて、実行に移すことをしないと、ただの縮小再生産にしかならないわけで、どの業界でも気づいている人は気づいている
行き着いたところが「打ち合わせは目を見て話すのが大事」という、前に書いた以下に通ずる話だったのも興味深かった。結局これでしかない。
つまりは「Oz」のバースの話だった。あれかもしれないが、丸ごと引用させてもらおう。今日は本当にこういう話だったと思う。
「時代のカウンターとかいう前に / やることやる」

なので、自分もやることをやる。
目の前の仕事で結果を出して権限を得つつ、自分がやりたいこともやる。JTCはクソだなと思うことももちろん多いが、JTCがJTCであることには理由やこれまでの積み重ねが確かにあり、上にいる人はやることやってきた人たちなのだ。そこから学べることは多いはず。
そしてやりたいことの一つ、Podcastもちょうど今日から始めた。"具体"の話ももちろんするだろうが、積極的に"概念”の話をしていきたい。
🎧初回エピソード公開しました!🎧#よはちゅる 初回のテーマは「会話」です🗣️
— 余白のエクリチュール@Podcast #よはちゅる (@yohachuru) May 15, 2025
Podcastの軸である「会話」そのものについて、AI全盛のこの時代に改めてふたりで考えてみました!
以下リンクより是非どうぞ!
👇Spotifyhttps://t.co/L3TxmlYITD
👇Applehttps://t.co/6S0hcWRIJG pic.twitter.com/IPurZ6fdua
at 大垣書店 麻布台ヒルズ店
— やぎしょーご Shogo Yagi (@sho5_midday) May 16, 2025
【会場観覧・配信あり】TaiTan×三宅香帆「流通会議室 presented by 流通空論 いいプロデューサーとは何か?」https://t.co/gqP8ZyNZst
