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人材営業7年で見えた「幸せに働く人」の共通点

人材営業7年で見えた「幸せに働く人」の共通点

人材営業として7年間、多くの方の転職やキャリアに携わってきました。

現在は主任として働き、キャリアコンサルタントの資格も取得しています。毎月約30名の方とキャリア面談を行い、一人ひとりの悩みや将来について一緒に考えてきました。

これまでお話ししてきた方は本当にさまざまです。

「今の仕事がつらくて、明日会社に行きたくない」と涙ながらに相談してくれた人。

短期離職を繰り返し、「次こそは長く働ける会社を見つけたい」と話してくれた人。

年収を100万円上げたいと、より良い条件を求めて転職活動を始めた人。

上司や同僚との人間関係に悩み、「仕事は好きなのに職場がつらい」と打ち明けてくれた人。

「仕事にやりがいを感じられない」「何のために働いているのかわからない」と将来に迷っていた人。

一方で、決して楽な環境ではないにもかかわらず、生き生きと働き、仕事を楽しんでいる人もいました。

最初の頃、私は「年収が高ければ幸せになれる」「自分に合う会社へ転職すれば悩みは解決する」と考えていました。

しかし、7年間、多くの人の人生やキャリアに向き合う中で、その考えは少しずつ変わっていきました。

幸せに働く人には、会社の規模や年収ではない、ある共通点があったのです。

幸せに働く人は、仕事に「意味」を持たせている

私が感じた共通点は、とてもシンプルです。

幸せに働く人は、自分なりに仕事へ意味を持たせている。

ただ毎日与えられた仕事をこなすのではなく、「この仕事を通して何を得たいのか」「この経験を人生にどう生かしたいのか」を考えながら働いています。

例えば営業職であれば、売上を上げることだけが目的ではありません。

コミュニケーション能力を身につける。

相手の本音を引き出す傾聴力を磨く。

相手の課題を整理し、提案する力を養う。

信頼関係を築く力を高める。

こうしたスキルは営業だけで終わるものではありません。

家族や友人とのコミュニケーション、恋人との関係、将来どんな仕事をすることになっても役立つ、一生ものの財産になります。

つまり、仕事は「お金を稼ぐ場所」でもありますが、「人生を豊かにするスキルを身につける場所」でもあるのです。

意味付けが、長期的な視点をつくる

仕事に意味を持たせることができると、目の前の出来事の見え方が変わります。

クレーム対応で落ち込んだ日も、「感情をコントロールする力を鍛えられた」と考えられる。

商談で失敗した日も、「次はもっと良い提案ができるようになろう」と前を向ける。

もちろん、落ち込む日はあります。

私自身も、営業として思うような結果が出ず、悩んだことは何度もありました。

それでも、「この経験は将来の自分に必要なものだ」と意味付けができる人は、短期的な感情だけで判断しなくなります。

「今つらいから辞めよう」ではなく、「この経験は5年後の自分にどんな価値を与えてくれるだろう」と考えられるようになるのです。

もちろん、心や体を壊すほど我慢する必要はありません。

環境を変えるための転職が必要な場面もあります。

ただ、「逃げるための転職」と「より良い人生のための転職」は、似ているようでまったく違います。

意味付けをして働いている人ほど、自分にとって本当に必要な転職を選べているように感じます。

意味付けの先に、自信も収入もついてくる

仕事に意味を持って取り組むと、一つひとつの経験が積み重なり、少しずつスキルが身についていきます。

スキルが身につけば、自信がつく。

自信がつけば、新しい仕事や大きな挑戦にも踏み出せる。

その積み重ねが評価につながり、結果として収入が上がることも少なくありません。

私は、人材営業として多くの方を見てきましたが、長く活躍している人ほど、「最初から収入だけ」を追いかけているわけではありませんでした。

「この仕事で自分は何を学びたいか。」

「どんな人間になりたいか。」

そんな視点で働いていた人ほど、結果的に市場価値を高め、収入もキャリアも伸ばしているケースが多かったように思います。

そして何より、自分の価値観に沿って働けているという実感は、「自分らしく生きられている」という感覚につながります。

私は、この感覚こそが、幸せに働くための土台なのではないかと思っています。

おわりに

仕事は、人生の多くの時間を占めます。

だからこそ、「どんな会社で働くか」も大切ですが、それ以上に「どんな意味を持って働くか」はもっと大切です。

仕事は、人生そのものではありません。

でも、仕事に自分なりの意味を見つけられたとき、仕事は人生を豊かにしてくれる大切な時間へと変わります。

もし今、仕事がつらいと感じているなら、一度だけ自分に問いかけてみてください。

「この仕事を通して、自分は何を得たいのだろう。」

その答えが見つかったとき、今までとは少し違った景色が見えてくるかもしれません。

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