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【小説】二・ラメッコ 登場人物④

貴重なお時間の中、お立ち寄り頂きありがとうございます。

 さて、『エピソード0』の登場人物についての話を続けております中、
第4回目は、チャンピオン和良省吾の所属する『温井ジム』の面々についてとなります。
 まずは、二・ラメッコ界の始祖鳥とも呼ばれ、TRとりまきれんちゅうではチーム総指揮と責任を担う『CEO』のポジションにあり、ジムの創設者で現在も会長を務め、愛称『暖長だんちょう』こと温井暖ぬくいだんであります。
 名前の由来は、暖かみのあるキャラクターというところから付けております。
 外見上は温厚な性格で、少し天然の入ったようなおっとりしたように見える一方で、ここまで和良省吾をはじめとした数多くのラメッターを排出し、精鋭のTRたちを育て上げてきた手腕から、この世界でも一目置かれる存在である。前面に出ることなく、それでいて下がり過ぎることもなく、常に周りが最適な状態で動けるように時に影時に日向となり、試合も経営も掌握している。多く口出しせずにラメッターやTRたちに任せ、万一の時はすべての責任を受け持つ懐の深い人物であります。
 次にTRたちの中から、まずは『コンサルタント』名参謀酩白楽めいはくらくであります。名前の由来は、『名伯楽』という言葉から頂きました。
 TRの中において、『コンサルタント』は試合の組み立て分析から解決へと導く言わばTRの頭脳であり、スポーツで言えばヘッドコーチ、商売で言えば番頭さんに近いかもしれません。試合を切り盛りする姿は、沈着冷静で余計なことはせず、まさに『いぶし銀』或いは『匠』と呼ばれるに相応しい人物であります。
 次に、酩白楽と長らくバディを組む『コンシェルジュ』の津阿賀来安つあかくやすです。名前の由来は、『格安ツアー』というフレーズから取って付けてみました。『コンシェルジュ』は、ラメッターの身辺を世話し要望に応えるいわゆる『おもてなし』という役割です。試合中は常にラメッターの近くに配し、ちょっとした変化にも機敏に対応し、要望に応えていくという『空気を読む』ことに長けていなければ難しいポジションとなります。その点、彼のポジショニングは絶妙であり、その存在は風の如く自由に動きつう、絶えず離れず見守る姿は、『コンシェルジュ』の手本であります。
 最後に『MGRマネージャー安武信やすぶしんです。名前の由来は、『安普請』という言葉からとりました。『MGR』は、現場管理統率するという現場監督的な役割であります。
 下に就く『エンドモア』といったTRたちを統括し、試合に臨むラメッターを鼓舞したり、場の盛り上げ、他のTRたちが円滑に動けるような環境づくりを行っている。TR内のムードメーカーであり、緊迫感に一服の清涼剤のような癒しを感じさせてくれる。
 以上4名は、温井ジムTR不動のカルテットと呼ばれており、大一番の試合ではこの少数精鋭で臨むのが常となっている。ド派手な演出や過激なアクションもなく、一見すれば面白みに欠けるとも言われているが、一方で専門家や玄人受けする奥深い所作がある。
 今回の本編では、温井ジム側のTRたちは場面が少ないため、裏方の活躍は目立ってはいないものの、作品の中において、特にインターバルのシーンでは欠かせないうま味調味料のような存在でありました。

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