懐素『千字文』
山に籠って52日目です。
懐素の千字文を練習しました。


中国の小学生が練習に使う米字格の用紙を使いました。


懐素(725−785)
家が貧しかったので芭蕉を植えて紙の代わりにし、それが尽きると漆器の大皿や板に、磨り減るまで手習いした。また書き古した禿筆が堆くなったので、山に埋めて供養し「筆塚」と名付けたという。
777年に洛陽で顔真卿に会った時『懐素上人草書歌序』を贈られた。
風のままに変化する夏の雲を見て、形や勢いは一定しなことから筆意を悟り、草書を会得したと伝えられる。
酒を愛し、1日に九酔すると言われるほどで、掛け声をかけながら、壁にも垣根にも草書を書き散らしたので、世に狂僧と呼ばれた。その行動も草法も張旭に学んだため、張旭と合わせて張顛素狂(ちょうてんそきょう)と並び称された。
<代表作>
・自叙帖
自らの経歴と書を解説したもの。線は痩せて細く、渇筆を多様している。
張旭の作品に確実な直筆がないため、狂草を伝える手がかりとなる。
・草書千字文
一字が一金に値することから千金帖とも呼ばれる。狂草ではなく伝統的な独草体で書かれている。
