席夔隷書千字文
山に籠もって16日目です。
席夔隷書千字文が完成しました。



席夔(生没年不詳)
清代の書画家。
千字文は乾隆11年(1746)に書かれた。巻物全体で128行、1000字以上からなり、一字一字は約3センチメートルである。
彫刻ではなく手書きであるため、「蚕頭燕尾」の筆遣いが生き生きとしている。
筆致は優雅。
文字は左右にゆったりと広がり、外側はゆったりとしているが内側は引き締まっている。
曲がりや屈曲は四角い筆遣いと丸い筆遣いの両方で書かれており、楷書の影響がわずかに見られる。
代表作
赋得竹箭有筠
共爱东南美,青青叹有筠。
贞姿众木异,秀色四时均。
枝叶当无改,风霜岂惮频。
虚心如待物,劲节自留春。
鲜润期栖凤,婵娟可并人。
可怜初箨卷,粉泽更宜新。
竹矢を詠んだ詩
われわれみな、東南地方の美しさを愛し、青々と茂る竹に感嘆する
それは揺るぎない堂々とした姿で、四季を通じて美しい。
葉は常に茂り、風や霜が何度襲おうとも動じず。
謙虚な心で待って春を守り続ける。
みずみずしい新芽はピンク色で可憐である。
注釈
科挙試験の回答としての詩。
試験官から与えられた題目は「竹の葉をまとった竹の矢」だった。この句は『礼記』、特に儀式用具の章に由来する。
竹の矢を人に例えている。
人とは、竹の葉をまとった竹の筋、松や檜の心材のようなものだ。世の中の根幹をなし、四季一徹している。
つまり君子たるもの、外見は調和がとれ、内面は恨みを抱かない。
自らの高潔な政治的誠実さを表現した歌である。
<参考資料>
百度
維基文庫
