「デモの次」にできること--参議院委員会傍聴に行ってみた
参議院委員会の傍聴に行ってみた。
たまたまTwitter(頑なにTwitterと呼ぶ)で、主張に賛同できる議員さんの事務所が傍聴についてツイートしていたのを見かけ、「休みだし、デモだけじゃなくて何かもっとできることをしたい」と思っていたところだったので、行ってみた。
本会議の傍聴は、衆参どちらとも、当日ふらっと行っても入れるようだ(超混雑してない限り)。当日券ってやつだ。
が、今回は委員会だったので、議員さんの事務所に電話することで入れた。
平日休みだからこそできることができてよかったな。
今回の質問のテーマは、「イラン情勢・武器輸出解禁について」だ。
傍聴席は当然、録音録画写真撮影は厳禁、というかスマホの持ち込み自体できないので実地の画像はない。今度行くときはスケッチブックを持っていこうかな。
中継でよく見る楕円形のレイアウトで、ネットやテレビでよく見る議員さんや大臣たちが話していた。
生小泉進次郎、生茂木敏充である。
「うわ、本物じゃん! こんなに簡単に生身に会えるんだ。別に全然雲の上の人ってわけじゃないんだな。会おうとすれば会えるんだな」
「これが民主主義か。腐っても、たとえ建前でも、『ただの国民の代表』なんだから、これぐらい普通に会えて当然か」
--というのが、率直な感想だった。
直接わたしたちの視線を注ぐことができる。
なかなかパワフルなことじゃないだろうか。
ただまあ、肝心の内容は、ひどいもんだった。
なんというか、「極めて日本的な、良くない会議」であった。
色々と理由をつけては「まだ決められない」「回答を差し控える」と言ってみたり。
「えー、多角的に、同志国と連携して、健全な海洋状況を作ってまいります」みたいな、「やろうと思っています」を言うのは、流行りの言葉で言うと「真面目系クズ」な学生にもできるんだよなという回答をしてみたり。
質問の内容に答えていないのにやたらと長い回答をして時間稼ぎしたり。
多分「それ、企業勤めで今時やったら、たとえそこが極めて日本的な企業だとしても、顰蹙を買いまくるやつでは?」って感じだった。
答弁を聞いている与党の人たちの態度も良くなかった。
はっきり言って、「集団でいるからと気が大きくなった中学生男子」みたいな感じだった。
野次ともいえないボソッとした私語を挟んだり、にやにやしたり。
うーん、良くない。
うん、どこにでもいるよな、こういう偉い人たち。
という感じだった。
先の戦争中にOSS(CIAの前進)に「組織をダメな方向に導く方法」の参考にされちゃった時と変わってなくないか?
そんな良くない「話し合い」の姿がそこにあった。
※上記のOSSのサボタージュ・マニュアル、翻訳してくださった方がなんとnoteにいらしたので、参考までにリンクを貼っておきます。
そんな中、そんなムカつく「偉い人」が適当なこと言って誤魔化せないように、質問を重ねる野党って、やっぱ大事なんだな。と思った。
いつまでもぐだぐだ言ってる相手に、結論を言わせる役って必要だ。
でも、あれだけ私語をされたりにやにやされたり、暖簾に腕押しみたいな回答をされても、粘り強くその場に立ち続けるって、すごすぎるな。
ステマじゃないぞ! 本当にそう思った。
まとめ。
傍聴に行くメリットとデメリットを端的に書いて終わろうと思う。
ぶっちゃけデメリットというほどのことはないが。
メリット
・しっかりしてほしい政治家に直接姿を見せて、存在で圧をかけられる。
・意外と政治家ってすぐ会える(同じ空間に居られる)と思え、「市民として政治参加ってこんなにしやすいんだ」とわかる。
・とにかく政治がすごく身近に感じられる。自分の力を実感できる。
・一緒に傍聴に行った人たちと意見を共有できることがある(これは回によるかもしれないが、今回はたまたまそうなった)。孤独じゃないと感じられてよかった。
・応援したい政治家にも声を届けられる。見学の後、少しだけ直接言葉を交わせる時間をとってくれた。
・「傍聴する」という選択肢へのハードルが下がる。どんどん行くつもりだ。
デメリット
・休日の一部が潰れる。
……でもまあ、市民として権力の監視は、自分たちの権利を守るための義務みたいなもんだし仕方ない。
義によって、やるしかない。
そんな感じだった。
これからも、衆議院・参議院、それぞれの本会議・委員会合わせ、日程をチェックして、気になるトピックがあればガンガン傍聴に行きたいと思う。
次はどんな格好していこうかな。
参考にどうぞ! 衆院・参院の傍聴に役立つリンク
衆議院傍聴案内(憲法審査会傍聴についても!)
衆議院本会議や委員会の日程はこのページから!
参議院傍聴案内
参議院本会議や委員会の日程はこのページから!
