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手取り16万、中古カメラ。憧れや嫉妬に苦しみながらも、それでも“撮ること”だけはやめなかった。

1. 手取り16万、中古カメラで。私のリアル


カメラを始めたのは、ちょうど22歳の頃でした。
社会人になりたてで、給料は手取り16万。
家賃や光熱費、携帯代など支払いに追われて、
正直、「何十万もするカメラなんて絶対に無理だ」と思っていました。
カメラという趣味は、私にとってものすごく敷居が高く、どこか“遠い世界”の話に感じていたんです。

それでも、どうしても写真を撮ってみたい気持ちが消えなくて——。
新品は完全にあきらめて、「中古カメラを選ぶしかなかった現実」。
でも、どれだけ現実が厳しくても、
「それでも“撮りたい”という気持ちだけは、なぜか消えませんでした。」

はじめてメルカリやフリマアプリでカメラを見つけて、自分の手で中古カメラを手にしたときの嬉しさや感動は、今でも忘れられません。

2. 憧れと嫉妬、SNSや周囲とのギャップ


SNSを見れば、新品のカメラや高級レンズを手に入れた人の投稿があふれている。
「なんでみんな新品のカメラが買えるんだろう?」と、正直不思議に思っていたし、羨ましさでちょっとしんどくなる日も多かった。
「自分のカメラなんて大したことないんじゃないか…」と、自信がなくなっていくこともあった。
憧れも嫉妬も、正直、毎日感じていた。

でも、その気持ちにフタはせず、「いいな」と思いながら、ただひたすらシャッターを切っていた。



3. “撮ること”だけはやめられなかった理由


どれだけ羨ましくても、写真を撮ることが楽しい気持ちは変わらなかった。
新品のカメラじゃなくても、「シャッターを切ることが、何より自分を支えていた。」
正直、他人と自分を比べて落ち込むこともあったけど、やっぱり撮ることそのものが楽しくて仕方なかった。
だからこそ、どんな日でもカメラを持って外に出ていた。
住んでいる場所から見える富士山を綺麗に撮れた日の感動は、今でも忘れられない。
「カメラを始めて本当によかった」と、心から思える瞬間だった。



4. 中古カメラの「物語」と、自分の愛着


フリマアプリで買ったカメラには、前の持ち主の気配は特に感じなかった。
でも、「中古だろうが新品だろうが、自分のものにすればそれが一番」だと強く思った。
このカメラをずっと使いこなしていこう。そう思いながら、毎日少しずつ愛着が湧いてきた。
一台のカメラと長く向き合うことで、愛着は自然と深まるものだと実感している。



5. 続けたからこそ感じる“自分だけの誇り”


「どんなカメラでも、納得して選んだ一台があれば十分」
値段やブランドより、自分が本当に使いこなせることが大事だと今は心から思う。
毎日ノートを書くことも、カメラを触ることも、継続することが一番自分の糧になる。
1日5分でも10分でもカメラに触れて、「愛着を持ち続けること」が、今の自分を作っている。
続けてきた自分を、今は誇りに思える。



6. 「中古カメラを選んでよかった」本音とトラブル


中古を選んでよかったことは、同じ予算でも「1グレード上、2グレード上のカメラが買える」こと。
マップカメラやカメラのキタムラで美品を選んだ時、まるで新品のようなカメラが届いたこともあった。
一方で、フリマアプリだと届いたカメラが思ったよりも使用感があったり、トラブルも経験した。
でも、それも全部自分の経験。中古だからこそ味わえる体験もたくさんあった。




7. 挫折と休止、それでもまた戻れた理由


正直、カメラを1年くらい全く触らなかった時期もあった。
やめようというより、やる気がなくなって休んだだけ。
でもまた自然とカメラに手が伸びて、気づけばまた“撮る”生活に戻っていた。
「続けられない時期があっても、また撮りたくなれば戻ればいい。」
写真が好きという気持ちは、どこかでまた目を覚ましてくれると信じている。



8. 今なら過去の自分に言いたいこと


不自由だったあの頃の経験が、今の写真の楽しさを育ててくれた。
「自分のペースで、好きなカメラを選べばいい」と心から思う。
15年前は一眼レフしか選択肢がなくて、今みたいな便利な機能もなかったけど、
その不便さがあるからこそ今のミラーレスの良さも実感できる。
あのときの自分に、「そのままで大丈夫」と声をかけてあげたい。




9. これからカメラを諦めそうな人へ


「値段やブランドじゃなく、自分が納得できる一台を選んでほしい。」
たとえ1万円の中古カメラでもいい。
そのカメラで「ずっと使い続けるぞ」と納得して買うことが、きっと一番大事だと思う。
自分に愛着が湧くまで、焦らずゆっくり“自分のもの”にしていけばいい。
カメラはきっと、値段よりも「どれだけ好きでいられるか」が大事だから。



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