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レンズの本数と、写真の上達は比例しないという話。

気づいたらレンズが増えている


これ、最近よく考えるんです。
カメラやっていると必然的に
レンズって増えていきますよね。
(最近、機材を断捨離しました。その話はまた今度別のnoteで)

カメラを始めた頃って、
まず広角が欲しくなる。
次に望遠も欲しくなる。
そのあと単焦点も気になる。

レビューを見ると、どれも良さそうに見えるし、
SNSを見ていると「このレンズ良いな」と思うことも増える。


で、気づいたら
「あれ、レンズ増えてるな」
ってなる。

まあ私も普通にそうでした。笑
でもあるとき、ふと思ったんです。

レンズが増えているわりに、
写真ってそんなに劇的に変わってるかなって。

むしろ、ちょっと迷うことが増えている気がする。

今日は広角かな。
いや標準かな。
このシーンは望遠の方がいいかな。

そんなことを考えているうちに、
光が変わったり、
被写体が動いたりする。

写真って、意外と待ってくれないんですよね。



一本のレンズを使い続けると起きること


私の場合、結局よく使うのは
だいたい同じレンズなんです。

たとえば35mm。
(FUJIFILMだと換算35mmになる23mmが好き)

X100VIについてる23mmF2から
35mmの画角が好きになった。


これをずっと使っていると、
面白いことが起きます。

ファインダーを覗く前に、
「この距離だとこんな感じで写るな」
って分かるようになる。

最初は全然分からないんですよ。

でも、ずっと使っていると
なんとなく体が覚える。

ここまで下がれば全体が入るなとか。
この距離なら背景がきれいにボケるなとか。

頭で計算しているわけじゃなくて、
感覚的に分かるようになってくる。


この感覚って、

レンズを使い込んだときに初めて出てくる
気がします。



レンズが増えると距離感が育ちにくい


逆にレンズがたくさんあると、
毎回ちょっと違う感覚になります。

広角の日もあるし、
望遠の日もあるし、
単焦点の日もある。


それはそれで楽しいんですけど、
距離感が体に染みつくところまでなかなかいかない。

なんというか、
毎回ちょっと違うスポーツを
やっている感じに近いかもしれません。


今日はテニス。
明日は卓球。
次の日はバドミントン。

全部楽しいんですけど、
写真が上達するのは
難しいみたいな。笑



軽いレンズは、結局強い


あともう一つ思うのは、

軽いレンズって強いな
ということ。

重いレンズって、
正直ちょっと気合いが必要です。

今日はいいか…
ってなる日が普通にある。

でも軽いレンズは、
なんとなく持っていく。

なんとなく撮る。

その「なんとなく」が増えると、
撮影回数も増える。


撮影回数が増えると、
当然経験も増える。

結果として、

よく使っているレンズが
一番自分の写真を作っている。

そんな気がします。



本数よりも、使い込み


もちろんレンズを増やすのは楽しいです。

これはもう否定しません。
むしろ私も好きです。笑


ただ、

写真を上達させてくれるのは
レンズの本数じゃなくて
使い込んだ回数なんじゃないかなと、
最近よく思います。


一本のレンズを使い続けていると、

距離感が体に染みつく。
構図の迷いが減る。
その分、光に集中できる。

そうやって撮った写真って、
なんとなく迷いが少ない。

だからもし、
「次どのレンズ買おうかな」
と考えている人がいたら、
その前に一度、
今持っている一本を
徹底的に使ってみる。


それだけで
写真は意外と変わる気がしています。

そして最近よく思うのは、
レンズは、画角を変える道具じゃなくて
視点を育てる道具なのかもしれない。

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