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ベトナム秘境クイチャウ旅行・費用公開

ベトナム北中部、ゲアン省クイチャウ(Quy Chau)

ゲアン省北部に位置し、西部タイ族をはじめとする少数民族の伝統的な高床式住居や豊かな自然が残る、秘境感あふれる地域です。

クイチャウには成功したエコツーリズムと呼ばれる村があるとのこと、またベトナム国内外で有名な織物ブランドHoa tien Brocadeの生産地であり本格的な織物体験ができる、との情報を得たので行ってみました。


※2025年11月時点の情報です。


アクセス

ハノイのNuoc NgamバスステーションからQue Phong行きの寝台バスに乗ると直行でクイチャウに行くことができます。
いくつかのバス会社があり、昼便夜便とそれぞれ数本あります。昼便は10~12時発、夜便は19~20時発でした。


今回は、直行バス便に間に合わなそうだったので、
ハノイからゲアン省の省都ヴィンを経由してクイチャウに向かいました。

まずはハノイ→ヴィンまで。
Nuoc Ngamバスステーションからはかなり多くの便があるので予約しなくても乗れそうです。
価格は200K~350Kとバスのタイプによって変わります。
200Kのバスも乗り心地は悪くはないのですが、人がすし詰め状態だったり安全面で少し不安なので、なるべく高めのバスに乗ることをおすすめします。

350Kのバス。快適!


夜12時発に乗り、朝5時半にヴィン到着。
バスターミナルで降ろしてもらいました。
Northern Vinh Bus Station

ハノイーヴィン往復550K



ヴィンークイチャウ間も、ミニバス(お荷物バス)が多そうです。
今回はホームステイのオーナーに事前にお願いして、Xe Ghepという乗合タクシーを手配してもらいました。

普通車で快適🎶

ヴィンークイチャウ往復400K



クイチャウ1日目

名物のタウナギスープ。Súp lươn

ヴィン市内で朝ごはん。

その後、朝カフェをしながら乗合タクシーを待ちます。カフェまで迎えに来てもらい無事に合流。
私たちのほかに、地元民が乗っていました。



朝8時にヴィン市内を出発し、11時半にクイチャウのホームステイに到着しました。
Homestay Bích Trang

今回はお友達が予約してくれました。
FacebookのメッセンジャーやZaloから連絡できるそうです。


お昼は村のどこかで食べようとしていたのですが、
まさかのご飯屋さんはないとのこと。
フォー屋もバインミー屋も朝食だけ、昼以降のご飯屋は村にいくつかあるホームステイが担っているとのことです。

というわけで急遽、ホームステイのお母さんにお願いして簡単な昼食を用意していただきました。

昼食1人180K


午後からはあらかじめお願いしていた織物体験!
このホームステイのオーナーは、村の織物組合長を担う上品で優しいお母さん。村の伝統技術で作られた織物ブランドを経営しています。

Hoa tien Brocade
https://hoatienbrocade.vn/

Hoa tien村で、100年以上受け継がれる西部タイ族の伝統織物技術。天然シルク100%を使用し、草木染めと手織り、手刺繍で一点ずつ丁寧に作られています。職人の個性が光る力強い幾何学模様には、少数民族の歴史やメッセージが刻まれています。伝統を守りつつ現代的な感性で進化を続け、世界中にファンの輪を広げているブランドです。
大人気のK-POPアイドル、NiziUの衣装として使われたこともあります。

また、ハノイに出店しているのでここで商品を買うこともできます。
Hoa Tiến Brocade



織物組合のおばあちゃんたちが続々と集まってくれて
いよいよ本格的体験スタート!

一つ一つの工程の意味や歴史をしっかりと説明をしてくれました。おばあちゃんたちはベトナム語とタイ族の言葉を話しますので翻訳アプリを使いつつ体験。孫のようにとても温かく迎えてくれました。

庭で綿収穫
種をとって、柔らかくする
丸める
ふわふわにする
お蚕さんに餌やり
眉を煮出す
縛って模様付け
シルクの染色体験
着色はすべて天然の素材
完成!
機織り機も体験


これまでベトナムで何度か織物体験は経験したのですが、お蚕さんに餌をあげるところから、綿を収穫するところから体験したのは初めて!

一つ一つが手作業で丁寧に紡がれています。
また、ゲアン省タイ族の柄はとても複雑で独特!

像は幸福と健康の象徴


50~60年前、おばあちゃんたちは小学生くらいから織物を始めたそうです。当時のおばあちゃんたちに一から教えてもらったとのこと。

現在も小中学生の女の子たちが放課後や休日におばあちゃんたちに教わりながら織物をやっているとのこと。
伝統は今も受け継がれています。

50年以上前の古い織物

織物体験1人350K


夕飯前に村をお散歩しました。
だいぶ小さな村です。

村の小学校
ホームステイ兼、織物ショップ発見!
タイ族が昔使っていた暦だそうです


夕飯はホームステイで!
おいしいタイ族ご飯をいただきました。

夕食1人180K


夕飯後に、お母さんが参加している村の舞踊チームの練習を見に行かせていただけることになりました。

先生が熱心な指導をしており、お話しを伺うこともできました。
地引き網で魚を捕るシーン、儀式のシーン、田植えのシーンなど、住民の生活を色濃く反映した振付構成になっていました。とても興味深かったです。



お部屋はよくある高床式のドミトリー。

これも染めたであろう、可愛いカーテン

わたしたちだけだったので快適に過ごせました。

1泊1人180K




クイチャウ2日目


朝ごはんはバインクオン!
1人50K


この日は村で儀式(lễ)があるとのこと。
ホームステイの娘さんが急遽車で連れて行ってくれました。

訳も分からず到着したのはお寺。
ĐỀN CHIÊNG NGAM


この日は旧暦9月15日とのことで、Lễ cúng Pủ Xưa というタイ族(Thái Dọ)の伝統儀式でした。
年に一度、健康や平和を祈る儀式で、ご神木に祈祷師が祈りを捧げ、村の人々がお線香やお供え物をしていました。

人民委員会の偉い方々や地元テレビも来ており、観光化されていない、地元住民のためのローカルな伝統儀式を目撃することができました。


ちなみにここゲアン省クイチャウのタイ族は、「タイ・ゾー族(Thái Dọ)」というそうで、おばあちゃんたちは髪の毛を左側でお団子にするとのことです。右側は死者を意味し、死後、右側でお団子をすると、あの世で待っている先祖たちが「おかえり」と迎えてくれるそうです。



帰りのヴィンまでのXe Ghepもお母さんに手配していただき、無事乗車。行きと同じく3時間ほどでヴィン市内に到着しました。

ヴィン市内で軽くご飯を食べ、夜便でハノイに無事帰宅です。



費用まとめ

交通費:
ハノイーヴィン往復550K
ヴィンークイチャウ往復400K

宿泊費 180K
昼食代 180K
夕食代 180K
朝食代 50K
織物体験WS 350K

1泊2日ゲアン省クイチャウ旅
合計1,890K(11273円)


ローカル旅が好きな方はとてもお勧めです。
ラオス国境地帯付近の森の中に入っていくような道はとてもワクワクします!

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