見出し画像

心に残ったのは、おもてなしといちご飴

「今回のお正月旅行で、何がいちばん楽しかった?」

ひいばあちゃんがそう聞いたら、
孫は迷わずこう答えたそうです。

「ニューオータニと、銀閣寺!」

クリスマスプレゼントを返上して選んだ
キャッスルビューだったけれど、
孫の心に残ったのは
“古きよき時代のもてなし”でした。

昭和の時代に君臨した三大ホテル
ニューオータニ、オークラ、帝国ホテル。

今は
マンダリン、リッツ、ペニンシュラ…
そんな名前のほうが聞こえがいいのかもしれません。

「ニューオータニって、ちょっと古くない?」

そう言われて少し迷ったけれど、
「桜木町のニューオータニインと
大阪のニューオータニを比べたい」

そんな孫の希望に乗ってみて、
結果的には正解だったのかな、と思います。

ポーターさんが部屋まで案内してくれて、
ドアを開けてくれること。
手書きのカードや、折り鶴。

特別なことではないけれど、
“人の手”が感じられる場面が、
静かに積み重なっていく。

以前泊まったホテルにも
お菓子やポーターサービスはありました。
でも今回は、
トータルでの印象が
少しだけ違っていたようです。

そして、もうひとつ。

銀閣寺。

朝一番の静けさの中で、
苔に覆われた景色を眺めながら、
時の重みを感じた時間。

銀閣寺

さらに、
いちご飴やお団子が
観光地とは思えない
良心的な価格と、ちゃんとした味だったことも
印象に残ったようです。

「銀閣寺のいちごは本物だよ。
形はふぞろいだけど、
ちゃんと、いちごの味がする」

今まで
“偽物のいちご”ばかりだった、と
大興奮。

私もひとつもらいましたが、
ほどよく熟していて、確かにおいしかった。

串が危ないからと
いちごを持ち上げた瞬間、
ひとつ落としてしまって。

泣きそうな顔をされて、
結局、もう一本。

最近は
お金や効率が優先されがちな世の中だけれど、
この旅は
やさしい気配が、そっと残る時間だった気がします。

幸せって、
案外こういう
ささやかな心遣いの中に
あるのかもしれませんね。

#心に残る旅
#おもてなし
#いちご飴
#銀閣寺
#ニューオータニ
#孫との時間
#日常のかけら

いいなと思ったら応援しよう!