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チーム力と構成要素「土の人・水の人・風の人」で考える役割と組み合わせ

地方のまちづくりの現場で、「土の人」「水の人」「風の人」という言葉が使われるようになって久しいですね。先日もとある場所でこの話が出て、根強いコンセプトなのだと思わされました。

特に、外から刺激を持ち込む風の人が来れば地域は変わる、地元に根を張る土の人が動けば地域は強くなる。そういった文脈で語られることが多いわけですが、はっきり言って、この話の大半は「人材類型の紹介」で止まっています。

あなたの地元でも、「面白い人が来たけど何も変わらなかった」という話、一度や二度では聞いたことがあるのではないでしょうか。

土の人と風の人の組み合わせだけでは、地域は変わらない。そこに抜け落ちている「水の人」の役割を正確に理解すること、そして三者が相互に学び合う構造を意識的に設計すること、これができて初めて、地域には本物の変化が起きと思うところです。


「風の人待望論」という罠

地域づくりの現場に来ると、ある種の光景に頻繁に出くわします。外から来た起業家やクリエイターを地元の人々が取り囲み、「うちの地域に来てくれれば何かが変わる」という期待を一身に背負わせる光景です。様々な誘致活動の多くはこの手の風の人募集というものが多くあります。

なぜそうなるのか。答えは結構シンプルです。地域内に変化を起こす力への自信を失った土の人が、外部から持ち込まれる「種」に過度な期待を寄せているからです。風の人が持ち込む情報や刺激そのものが問題なのではなく、「風が吹けば何かが変わる」という受け身の構造が問題なのです。

風の人は、その土地に種を運ぶ存在です。しかし種は、ただ蒔かれるだけでは発芽しない。適切な土壌がなければ腐り、雨がなければ枯れる。地域に外部人材を呼び込むことを目的化した施策が機能しないのは、この単純な原則を無視しているからです。

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