詩「未知の道の先」
かつて通学路だった森の道
久しぶりに訪れたら
30数年前と変わらない風景
木々や石々さえも記憶の中のまま
鳥達の声だけが聞こえる静寂の中
ふと誰かが語りかけてきた
(やぁ、久しぶり)
「えっと……君はもしかしてあの時の」
「どんぐり君?」
(覚えていてくれてありがとう)
「立派な木になれたんだね」
(君こそ、大きくなったね特にお・な・か)
「(^^;」
この道の先は
どこへ続くのか未だ知らないまま
別に一直線じゃなくてもいいか
時に休憩もし
時に寄り道をしたって
1人、ブラブラと歩いても
2人、ラブラブで歩んでも
枝が風に揺れて
それが
頷いたように見えた
さあ、明日はどこへ出かけよう
