千と千尋の神隠し考察 カオナシの正体は福の神の成れの果てではないのか?【23記事目】
見出し画像|千と千尋の神隠し - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLIより
こんにちはしょーびです🐼
皆さんは2022/01/07放送された金曜ロードショー、「千と千尋の神隠し」見ましたか?
僕も久しぶりに見ました。
見ながら彼女と一緒にラインで話してたことを今回は記事にしたいと思います。
今回の記事は千と千尋の神隠しに登場するカオナシの正体についての僕の考察です。
世間で出回っている素晴らしい考察には劣りますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
あまりに強すぎる力
カオナシの特徴といえば、あまりに強大な力が挙がるでしょう。
その力は湯婆婆の一撃をものともせず、平気で突進を続けられるほどです。
すると、湯婆婆の力はどれほどなのかということになります。
作中で見られる湯婆婆の力が垣間見える一例として、
以下の点が挙げられます。
・強大な魔力を使う。
・カエルやナメクジに知恵を与え、従業員として使役する。
・人間を簡単に豚に変えてしまう。
・名前を奪う。
・川の神の龍であるハクを手篭めにし、手下にする。
など…
中でも川の神の龍であるハクを手下にしてしまうということは、
少なくとも川の神以上の力は持っているのだろうと推測できます。
すると、千尋に苦団子を与えた「よきかな…」でおなじみの河の神で直接対処に当たらなかったのは、
湯婆婆にとって河の神など直接対処するほどでもない存在であるからかも知れません。
もちろん最初はオクサレ様だと思っていたので、臭くて嫌だったからからというのもあるでしょうが、
河の神の正体を知ってなお千尋を中心とした従業員に対処させていた点を見るに、
湯婆婆にとって、お客様としては丁重にもてなすが、敵としては河の神など取るに足らない存在なのでしょう。
以上の点からわかる「千と千尋の神隠し最強ランキング」は
ハク≒よきかなの河の神<湯婆婆<カオナシ
となるかと思います。
カオナシは龍であるハクを遥かに超える、強大な力を持つ神です。
手から出せる偽の砂金
そして、カオナシは手から偽物の砂金を出せます。
材料はわかりませんが、何かを代償にしている様子もありませんし、
それこそ、材料が必要なのかすらわかりません。
もしかしたら無尽蔵に偽物の金を出せるのかもしれません。
だとすれば、無から有を生み出すのは最高神級の所業です。
そんな事は言ってもカオナシが出したのは偽物の金です。
しかし、カオナシが敢えて偽物の金を出しているのだとしたら…?
そう思う理由は後述します。
欲に目がくらんだ者を飲み込む
カオナシの能力の一つに、ヒトを飲み込んでその外見や声を真似る。
というものがあります。
カオナシが飲み込んだヒトたちは総じて、欲に目がくらんだヒトたちでした。
現代でも。「多くの者が欲すが、欲に目がくらんだ人間を飲み込む魔力を秘めるもの」がありますよね。

2022/01/08閲覧
現代におけるお金
現代におけるお金、とりわけ紙幣は、人間が擬似的に価値を付与したものです。
金本位制が終わって以来、お金の価値は発行した政府の信用度や為替によって変動しています。
言ってみれば、お金は紙に偽の価値を載せたものと言えます。
それを価値あるものと信じみんなが使っているまでです。
カオナシの出した偽の金は、現代のお金をカオナシなりに解釈し、意図的に出したものなのかも知れません。
カオナシの正体の仮説2つ
以上のことから僕はカオナシの正体について2つの仮説を立てました。
大黒天の成れの果て説
一つは、七福神の一人、大黒天の成れの果てではないかという説です。
大黒天は五穀豊穣や大漁を司る神で、信仰心の深いかつての日本においては
人々にそれらをはもたらし崇められていたと思います。
しかし、時代が進むに連れ人々は等しく豊かになり、多少の不作くらいでは餓死者も出ません。
現代の日本には食べ切れないほどの食物で溢れるくらいの飽食の時代が訪れました。
したがって大黒天を崇める必要はなくなり、人々は信仰心を失い、大黒天もまた力を失っていきました。
そんな現代においても圧倒的に崇められているものがあります。
それがお金です。
もともと五穀豊穣と大漁をもたらす大黒天は本来的に人々に豊かさをもたらす神とも言えます。
そんな彼はお金を生み出すということもできるでしょう。
しかしお金の良い側面ではなく、悪意などの悪い側面に当てられてしまった大黒天は、福の神になる前のかつての性質が顕現してしまいました。
大黒天はもともとインド神話の最高神、シヴァ神です。
シヴァはインド神話の最高神としての側面を持つと同時に、
破壊と想像を司る神としての側面も持ち合わせます。
もともと力を失っていた大黒天は、大黒天でもシヴァでもないカオナシになってしまったのかも知れません。
名もなきお金の神説
もう一つが名もなきお金の神説です。
信用と為替で成り立つ現代のお金は、みんなが信仰しているからこそ、お金になり得るとも言えます。
その信仰が神格を帯び、新たな名も姿もなき神、カオナシになったのかも知れません。
新たな信仰によって生まれた神なので、神の序列に組み込まれず、
世界中の人がお金を信仰しているため、
湯婆婆の攻撃が効かず、神としての力も強いのかも知れません。
まとめ
カオナシの特徴は
あまりに強すぎる力もつ
手から偽の砂金を出せる
欲に目がくらんだ者を飲み込む
カオナシの正体の仮説は
大黒天の成れの果て
名もなきお金の神
以上がカオナシに対する僕の考察です。
映画のクライマックスで、カオナシは銭婆の元に身を寄せました。
忘れてはいけないのは「銭婆と湯婆婆は未だに和解していない」という点です。
もし、銭婆がカオナシの正体に気づいているとしたら、銭婆は湯婆婆に対して強力なカードを握ったことになります。
ハクでも湯婆婆でも勝てないカオナシをしれっと手にしてしまう銭婆が謀略において最強かもしれませんね笑
よろしければ、あなたの考えるカオナシの正体も教えて下さい。

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